【悟り開きました】ロライマ登山DAY4(ロライマの神も虹で祝福)

ベネズエラ

こんにちは!澤田(@bonbonbondo)です 。

この記事では、ロライマ登山4日目の様子を伝えさせていただきます。

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4日目の概要

4日目の概要をざっくり

  • 2つの絶景ポイントと、巨大な湖の探索
  • ベースキャンプの移動はなし
  • 約16km、5時間のトレッキング

4日目は、ベースキャンプの移動はなく、手軽な格好でロライマの頂上を探索します。これまでの軍事演習さながらの登山に比べ、心も体も非常に軽いです。笑

頂上にはたくさんの絶景ポイントがあるので、身軽な格好で、存分に景色を楽しみましょう!

4日目のハイライト

なんと言っても、アマゾン、テプイ、大きな滝を一望できるプロアというポイントです。

ここでの景色や感じたこと、そして写真は一生物になりました。

実際の登山

05:00起き、06:00出発と聞いていましたが、06:30に起床の号令。ベネズエラタイムは健在です。

朝のコーヒーをいただいた後は、ベネズエラのTKGことアレパでエネルギー補給。ベネズエラ人のおっちゃん曰く、アレパはベネズエラ人のガソリンらしいです。普段は脂っこいものが苦手ですが、山登りの時とかは、むしろ有難いですね。

謎の牛乳もいただき、歯を磨き、準備は満タン。しっかりと野○ソをして、いざ出発!
その時刻、なんと08:20。予定より2時間20分遅れです。さすがだ!

そんなこんなで、ナメック星を歩く僕たち。Mapsmeだと、ブラジルを少し歩いた後、すぐギアナに入っていましたが、ガイド曰くそれは間違っているとか。まぁ国境なんてないようなものなのですが、いったい誰がここに国境を引いたのやら。

【ロライマ4日目】ここはブラジル?ギアナ?

30分ほど歩いた09:00ごろ、大きな川が一つ現れました。ガイド曰く、こここそがブラジルとギアナの国境らしいです。

このナメック星、あんまり植物が無いんですが、ある場所を境に急に森が現れました。ベネズエラ人の友人は「盆栽!盆栽!」といって喜んでいました。盆栽ってそんなに有名なのか。

その後少し歩くと、コディンゴという川に到着。何人かは水浴びをしていましたが、流石に寒すぎるので僕は断念。また戻ってくるらしいので、その時に水浴びをすることに。

またちょっと進んだポイントで、ペモンのガイドから注意事項が。ここからのポイントは、ペモンにとって神聖な場所。大きな声を上げると、山の天気が悪くなると信じられているので、叫んだり、大きな声で話をしないようにと言われます。

そのままテクテクと30分ほど歩いた10:00ごろ、急に視界が広がります!何かと思ったら、
プロア という超々々奇麗な絶景ポイントに到着!

これ、ヤバイっすよ!マジで綺麗!例のごとく、写真撮影大会が始まります。

「山の天気は変わりやすい」誰もが知ってるフレーズですよね。霧に囲まれたり、晴れたりを繰り返しながら、タイミングを見計らってパシャパシャと写真撮影。めちゃ楽しいです。

いや、この光景が見れて本当に良かった。自然の力、偉大さ、そして自分が自然の一部であることを感じます。ロライマ、本当に登る価値ありますよ!

1時間ほど景色を楽しんだ後、テクテク歩き、次なる目的地の「ラゴ・グラディス」という湖に到着。

ドカーンと開いたクレーターの中に、かなり大きな湖が現れる姿は中々なものです。特にこれまでのナメック星の景色からこれが現れるので、より一層凄みがあります。

その後、少し歩いたところにこんな残骸が。これは10年ほど前に、ラゴ・グラディスに向かったヘリコプターの一部が落ちたものらしいです。幸い、誰も死んでないんだとか。どういう状況だったんだろう。ちょっと想像ができないです。笑

またこのゴミたち、素材もさることながら、ここにはゴミを分解するバクテリアがいないのか、10年前とは思えないほどいい状態で残っています。

その後、またラゴ・グラディスに戻り、少しだけ散策。ラゴのクレーターの中には、大きな洞窟がありました。洞窟をみると、古代の人々は、こういう感じのところに住んでたんだよなぁ。すげぇなぁ。なんて人間の凄みを感じます。

その後、来た道をキャンプ場まで戻ります。

途中、先ほどの絶景ポイントで、ペモンのガイドと2人で写真撮影を楽しみました。

着いた時は霧だらけで何も見えませんでしたが、しばらく待ち、晴れたら素晴らしい光景が再び。おまけに虹までかかってくれて、もう最高です。澤田、完全に出家モードです。

その後、再びコディンゴに戻り、次はちゃんと水浴びを楽しむことに。僕もまだ25歳なので、これくらいの色気は普通に出せます。捨てたもんじゃ無いですね。

これはお馬鹿な男3人組で川に飛び込んだ時のもの。男の友情って大切ですよね。

【男の友情】ロライマのコディンゴでのお馬鹿

その後、ダイレクトにキャンプ場に帰らず、他の絶景ポイントに向かうことに。

テクテク歩くことしばらく、次なる絶景ポイントに14:30には到着。

先程の光景とは違い、テプイこそ見えませんが、開けた光景が綺麗です。

ここでもみんなで写真撮影を楽しみます。どれだけ写真を撮っても足りないので、バッテリーは大量に持っていきましょう。ソーラーで充電できるやつもいいですね。

その後帰路につき、15:20にはキャンプ場に着きました。

これはお昼ご飯。白米、野菜と肉のソース、揚げバナナ。最高のひと時です。

スマホのメモ帳に諸々の情報をまとめながら、ベネズエラ人の友人達とお喋りを楽しみました。

ここでは「チナーソ」という単語を教えてもらいました。このチナーソ、意味としては「お前、今の下ネタだろ!」です。すごい単語ですね。多分、世界中探しても、これを一つの単語で表せれるのはチナーソくらいじゃないですかね?今後、この単語を死ぬほど聞くことに。

そんなこんなで、ダラダラとお喋りを楽しんでいるとお腹が空いてきました。その時刻、なんと20:45!

なので、みんなでパスタを茹でることに。今回は僕がパスタを茹でる係です。

これが完成系の、チーズバターパスタ。とにかくカロリーを打ち込むだけの料理です。笑

お腹もいっぱいになったところで、再びおしゃべりを楽しみ、22:35には就寝。

次の日に備えます。

にしても絶景だったなぁ。本当にここに来た甲斐があった!
そして最高のコンディションを用意してくれたロライマの神様、本当にありがとうございます

最後に

いかがでしたでしょうか?

本格的な頂上探索が始まると、すべてが異世界で、すべてが絶景です。また頂上には、先住民の方にとって神聖なポイントがいくつかあります。先住民の方の信仰を尊敬しつつ、思いっきりはしゃいで、全力でロライマを楽しみましょう。

それではよい旅を!

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