【奇麗!でも雨がクソきつかった】ロライマ登山DAY3(マジで軍事演習)

ベネズエラ

こんにちは!澤田(@bonbonbondo)です 。

この記事では、ロライマ登山3日目の様子を伝えさせていただきます。

スポンサーリンク

3日目の概要

3日目の概要をざっくり

  • ロライマ麓のキャンプ場から頂上のキャンプ場
  • 距離は19.7km(iPhoneヘルスより)
  • 高低差は450m(mapsme調べ)

ロライマの頂上に着くと、天気の変化が激しく、想像以上に体力を消耗します。頂上で風を引き、せっかくの旅行の楽しさを半減させないためにも、寒さ、雨対策はしっかりとしましょう!

3日目のハイライト

ロライマをのぼりきったところから見える絶景です。遂に登り切った感がでてきます。

ちなみに登りの途中の道も死ぬほど奇麗でした。ハイライトと言えば、登り切ったところから見える景色ですが、奇麗さで言えば道中の方が僕は好きです。

実際の登山

何の知らせもなく、05:00に起床の号令がかかります。多分、昨日早く寝てしまったので、聞き逃したのかも。もちろん外は真っ暗。

とりあえずスマホの灯りを頼りに、身支度をします。中途半端にアレもコレもやるのが嫌なので、テントまできっちり片付けてから朝飯に向かいます。

今日はドンプレン(dompren)という、コッペパンみたいなやつが朝食でした。チーズと一緒にいただきます。むっちゃくちゃ美味しい。なんか小学校の給食のコッペパンがフラッシュバックしますね。黄粉と一緒に食べたい。

その後、少し写真撮影を楽しみ06:50には出発。

出発早々、パソ・デ・ラ・ガブラスという急な道を登っていきます。これまでのトレッキングとは違い、ガッツリ登山。まぁ今日中に頂上に着くらしいので、当たり前っちゃ当たり前か。笑

かなり踏ん張りながら歩くことしばらく、08:20ロライマの絶壁沿いに到着。ついにあの断崖絶壁を間近で見ることができました。

写真撮影を楽しんでいると「ブーン」と大きな羽の音が。ビックリして振り返ると、綺麗なハチドリが僕の周りをホバーリングしていました!これはマジで感動。

【カッコいい】ロライマで見つけたハチドリ

このポイントはハチドリの巣(?)っぽく、探したら結構いてビックリ。グアテマラで小さいのは見ましたが、大っきいのは初めてです。TVくらいでしか、こんなにしっかり見たことなかった。

その後も、ちょいちょい休憩を挟みながら進みます。正直、全てが絶景なので、一々感動していたら死にます。

最後にめちゃくちゃ急な絶壁を登ります。最後の試練にはふさわしいくらいキツいです。

【クソきつい】けど超綺麗なロライマ頂上付近の様子

やっとのやっとのやっとの思いで、10:40ごろにロライマの上の部分に着きました!体力に自信のある僕でも、結構ヒーヒーです。笑

ここでもパシャパシャと写真撮影大会。ロライマ登山中は、全てが写真撮影大会だと思ってOKです。なのでスマホとカメラのバッテリーは、自分が必要かな?と思う以上に持っていくべきですよ!

その後少し歩き、11:30に洞窟でお昼休憩。ここで、この旅で初めてお昼ご飯というものにありつけました。

江戸時代までは日本人のほとんどがお昼ご飯を食べなかったそうですが、よく働けたなと感動します。絶対無理。僕らの先祖は本当に屈強ですね。現代人が貧弱すぎるだけかもしれませんが。笑

ちなみに、ロライマは起伏こそありますが、山の上はほぼ平で、標高は2810mだそうです。

おしゃべりや、これまでとった写真を振り返り、しばらくダラダラした後、13:35に再出発。ここから異世界の探検と、自然の脅威を感じることになります。それではレッツラゴー。

ロライマの山頂の部分は、異世界感半端ないです。が、ずっと似たような光景が続けます。笑

これはギハナというカエル。ロライマ(というかギアナ高原一帯)にしかいないカエルです。卵からオタマジャクシにならず、そのままカエルの姿で生まれてくる、珍しいやつです。めちゃ小さいので、見つけるのに苦労するかもしれません。

途中、こんな水たまりがあったり。

砂がピンク色になったり。

昔、川だったっぽいところを通ったりします。

その後、14:45ごろ「イグレシア(教会)」と呼ばれる休憩所に到着。僕的には「テンプロ(神殿)」に感じましたが。

10分ほど休憩したのち、またひたすらナメック星を歩き回ります。

途中途中、動物にみえる岩があります、本当に人間の視覚能力っていい加減なんだなぁ、なんで思いました。こんなんじゃ、画像認識AIにすぐ仕事を持っていかれちゃいますね。まぁ完璧じゃないからこそ、人間って面白いのかもしれませんが。

これ、鶏の神殿(勝手に命名)。

しばらく歩くと、地面に水晶が現れ始めます。
こんな綺麗な水晶も。ジャングル大帝レオの最終回みたいに、食べちゃいたくなります。

17:30に「プント・トリプレ」という、ベネズエラ、ブラジル、ギアナの国境の境界点に到着。境界点ということもさることながら、異世界感がヤバイです。違う星みたい。

【3カ国制覇】ロライマのプント・トリプレ

その後もサスケさながらのトレッキングを楽しみます。こんなワイルドなトレッキングは、2年前にボリビアのトロトロに行って以来ですね。楽しい。

そうこうしているうちに、スコールに襲われます。もちろん、逃げる場所なんてないので、完全に嵐にさらされます。これはマジで軍事演習。マジできついし、自然は本当に怖い。

【雨対策必須】ロライマトレッキングでは、雨に気をつけましょう

繰り返しになりますが、これ本当にキツイので、雨対策と濡れた後の処理は考えておいた方が良いです。山頂で風邪を引いたら終わりなので。

嵐の中、軍事演習さながらの行進をみせた僕たちは、18:40ごろにはキャンプ場に到着。やっとの思いで暖が取れました。

その後ちゃっちゃと着替えを済ませ、テントを立てて寝る準備完了。今日は朝ごはんでアレパを食べていなかったので、20:45ガイドが夜飯のアレパを用意してくれました。疲れた時のカロリーがあるものって、本当においしいですね。

その後、体力を温存するためにも、すぐに就寝。明日からの頂上探索に備えます!

最後に

いかがでしたでしょうか?

3日間かけてやっとたどり着いたロライマの頂上。感動もさることながら、その自然の厳しさを肌をもって体感することになりました。旅行を最高のものにするためにも、体調管理と環境変化への対策だけはしっかりしておきましょう。

それではよい旅を!

コメント

タイトルとURLをコピーしました