こんにちは！澤田(@bonbonbondo)です 。
この記事では、ロライマ登山の７、８日目の様子を伝えさせていただきます。
７、８日目の概要
７、８日目の概要をざっくり
- ロライマ頂上のキャンプ場から、約１日半で一気にパライテプイまで戻る
- 特にこれと言った絶景ポイントには立ち寄らない
とにかく下ります。そして高速で下ります！
７、８日目のハイライト
カンパメント・リオテックというキャンプ場近くから見える、クケナンとロライマです。
あの山を登ったんだなぁ。そしてここまで戻ってきたんだなぁ。そんなほのぼのした気持ちになれるスポットです。気持ちはノスタルジックですが、景色は最高にきれいで、一生物の思い出になります！
実際の登山
遂にロライマを降りる時がきました。06:40には起床。テントを畳み、出発の準備をします。
07:40、アレパをいただき、エネルギー補給。これから一気に降りてくのかぁ。なんかしみじみしますね。長いようで短いのが旅。家に帰るまでが遠足です！
08:40には出発。とにかく来た道をひたすら降りていきます。
こんな所、よく登ってきたなぁ。足元に注意しながら降りていきます。
下りの景色も、登りの時とは違って綺麗ですね。断崖絶壁とグランサバナの調和が素敵です。
森をぐんぐんと抜け・・・
途中途中でベネズエラの国の花を楽しみ・・・
11:25には、2日目に泊まったキャンプ場に到着。ここでしっかり野○ソをし、コンディションを整えます。ここまでくると、野○ソにも抵抗がなくなってきます。正直、２年前のボリビア旅行で、かなり野○ソをしたので、元々慣れてはいましたが。笑
まだまだ先は長いので、とっとと歩き出します。ここまでくると無心ですね。勝手に足が前に進みます。
道中ではひたすら考え事が進みます。
- 来年何しようか？
- 日本にはどれくらいいようか？
- どんなビジネスをしようか？
- 趣味としてキックボクシングを再開したいな
等々、頭がフル回転。これが悟りの境地ってやつなんですかね？世の中の有名な定理は、歩いている時にふと浮かんだ物が多いと聞いたことがあります。考え事をする時は、歩くに限りますね。大学４年の就活中も、ひたすら友達と歩きながら、自己分析したなぁ。
その後、映画「グラ○ィエーター」の天国のシーンのようなところをひたすら歩きます。今日の朝まで、あの山の上にいたかと思うと、ちょっと感動。
14:50ごろ、1日目に渡った川を渡り、みんなで水浴び。
15:00ちょいにはキャンプ場に到着し、ゆっくりします。ここではしっかりと女性陣のマッサージをさせられました。大学時代にマッサージの授業受けててよかったな。もっと人に施せる人間になりたいですね。
この日は夕食時に、みんなでツアーのフィードバック。みんなの意見を集めて、より良いツアーにしていくんだとか。素敵すぎますね！
19:20には最後の夕食にありつきます。チーズパスタ、美味しかったなぁ。
その後、大雨に悩まされながらも、すぐに就寝。最終日に備えます。
最終日
06:00起床、プリプリに刺された場所が痒すぎて死ぬ・・・
そんなこんなで、06:50には最後の朝食アレパに食らいつきます。
そう、今日もアレパ。昨日もアレパ。その前も、その前の前もアレパ。きっと明日もアレパ。
アレパ、アレパ、アレパ、アレパ、アレパ。アレパなんです！
とあるベネズエラ人が「ベネズエラにはアレパしかない」と言っていたのが、ようやく分かりました。本当にベネズエラでの人生はアレパです。
ご飯にありついた後は、友人が写真を撮って欲しいというので、写真撮影をします。
彼女は、写真を撮るために綺麗なドレスを持ってきていました。写真が映えます。こういうのは1枚持ってくると、写真撮影も楽しくなると思います。
その後、08:00には最後の軍事演習を始めます。ざっと3時間ほどだとか。
テクテクテクテク、ガチで身体がキツい。
みんなテンションは０。写真撮影を頼むのも億劫になります。
３時間ほど歩いたところで、遂に家が見えてきた時は、「遂にここまできたんだと」マジで感動したなぁ。
11:25、遂に遂に遂にゴールに到着！約8日間の軍事演習が終わりました！フォーーーー
その後は、ロライマから水晶を持ってきてないかの荷物チェック。水晶を持ってると、その場で100USDの罰金なんだとか。
12:00ちょいには、迎えのバンが、ビールを持ってきてくれました。ロライマ登山では、下山後にみんなでビールを乾杯するのが恒例らしいです。
その後、車の中でテンションがおかしくなりながらも、14:00前にはお家に着きましたとさ。
あーーーーーーーー、最高だった！
最後に
いかがでしたでしょうか？
随分と長くなってしまいましたが、これで遂にすべての登山記録が終了です。
８日間の電気、水、ネットのない世界は過酷なものですが、その過酷さを超える感動と、楽しさがそこにはありました。200USDは決して安くないし、そもそもベネズエラに入国するのはたやすいことではありません。それでもこのロライマは登る価値があると思います！
それではよい旅を！
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