自ら行動することの価値|インカ帝国遠征を読んで

読書感想文

こんにちは!澤田(@bonbonbondo)です 。

2019年現在、ラテンアメリカ一帯をバックパッカー旅している僕ですが、旅において一番大切なことは「自分がやりたい事をして楽しむ」という自立性だと感じています。

旅をしていると、嫌なことや、面倒なことも多いですが、特に誰かに頼まれて始めたことでもなく、自分から進んで始めたことです。

そんな旅で、自立性を失うと「一体、何のために旅をしているんだ?」という疑問に襲われ、せっかくの旅も楽しく無くなってしまいます。

今回ご紹介する本は、スペイン人のコンキスタドール、ピサロが、南米に15世紀まで存在したインカ帝国を征服する様子を描いた「インカ帝国遠征記」です。

自立性に関して、本書の以下のフレーズが印象的でした。

しかも、いろいろな場合に出征した者たちは、給与もうけず、強制もされていなかった。じぶんの意志で参加し、費用も自弁だったのである。

フランシスコ・デ・へレス,ペドロ・サンチョ. インカ帝国遠征記 (Japanese Edition) (Kindle Locations 51-52). Kindle Edition.

15世紀、まだ南米の地形や風土、インカ帝国の勢力も分からない中、コンキスタドール達は、自らの意思で、インカ帝国を攻撃しようと判断したようです。

本書にも述べられているように、道中でコンキスタドール達は様々なチャレンジングな局面に合いますが、幾度となくその場面を乗り越えていきます。

どんなチャレンジングに直面しても心が折れなかったのは、底なき黄金への欲望も去ることながら、自らの意思で行動していたからかと思います。

僕自身、この旅の途中で幾度かチャレンジングな状況に直面しましたが、それでも旅を続けているのは、自らの意思で始めた旅であり、自分の意思でルートを決めているからかと感じます。

どうしても、やらされ仕事になりがちな、日本での労働も、自ら進んでやりに行く姿勢ができると、モチベーションも変わると思います、

それでは、今日も元気にいきましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました