全ての事柄を受けとめ、前向きに生きよう!|ヤノマミを読んだ感想

読書感想文
Arek SochaによるPixabayからの画像

こんにちは!澤田(@bonbonbondo)です 。

僕はこの度の中で、何度かトラブルに巻き込まれました。特にコロンビアでは、これでもかというくらい、南米の洗礼を浴びせられました。笑

チャレンジングな状況に追い込まれると、どうしても気分が悪くなり「なんで俺だけが」という気持ちにもなります。そして人の不幸と比べてみたり、「まだ死んでないしいいや」という気持ちにもなります。

今回ご紹介するのは、アマゾンの奥地に住む民族ヤノマミと、2007年から2008年にかけて、合計4回、150日をともに過ごした日本人ジャーナリストによるドキュメンタリーです。(↓画像はAmazonリンク)

本書の中で、以下のフレーズが印象的でした。

ヤノマミ の 世界 では、 人 も 動物 も、 人間 も 精霊 も、 生 も 死 も、 全て が 一つ の 大きな 空間 の 中 で 一体 と なっ て いる の だ。 優劣 とか 善悪 とか 主従 では なく、 ただ 在る もの として 繋がっ て いる の だ。

国分 拓. ヤノマミ (Kindle の位置No.1798-1799). 日本放送出版協会. Kindle 版.

この言葉を聞いてから、「良いこと嫌なことがあっても、それは人生、自然の一部に過ぎないんだ。そして死すらもその一部であり、すべての事柄が同じ空間の中で繋がっているんだ。」と思うようになりました。

それからというもの、今回コロンビアで起きたチャレンジングな状況も「これも世界、人生の一部に過ぎず、ただそういう事実が起きただけに過ぎない」と受け止めることができ、気持ちがとても前向きになりました。

また幸いにも、今回のチャレンジングな状況では、僕の身体には危害が加わりませんでした。しかし、もはや死ぬことも世界の一部にすぎないので、それを避けて挑戦を拒むのもどうかと思っています。(もちろん命は大切にしますが。笑)

正直、人生なんて全て気の持ちよう。生まれてから死ぬまでは、究極の暇つぶしです。

失敗や死を恐れるのではなく、それらの事柄も同じ空間の中に共存しており、我々の人生の一部だと思えれば、少しは挑戦する勇気が出ると思います。そして失敗をした時も「これも世界の一部」と思えると、気持ちが楽になります。

決してLOVE&PEACEになる必要はないと思いますが、善し悪しを分別するのではなく、全ての事柄が同じ空間に存在しているだけで、それらは繋がっていると考えると、世界の見え方も変わってくると思います。

それでは、今日も元気に頑張りましょう!

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