【単純な損益では測れない】見返りを求めずに施すことの大切さ(強い共同体が生まれる)

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こんにちは!澤田(@bonbonbondo)です 。

今回、僕はCouch Surgingをはじめとして、色々な方法でラテンアメリカの現地民のお宅にお邪魔させていただいています。

こちらの人は情が厚い人が多く、「俺んちに泊まってけ!」と言いながら、ご飯やお菓子を出してくれる人も多いです。(道端で出会った人には気を付けましょう)ぶっちゃけ経済的には僕の方が恵まれていても、何も求めずに僕に施してくれる人が多いです。

そんな施しをたくさん受けて、ふと最近多くの著名人が「人だからどうしても見返りを求めてしまうが、見返りを求めず人に与える人は化ける」、「give and giveの関係」と言っていたのを思い出しました。

そしてだんだんと気が付いてきたのは、人に惜しみなく施している人の周りには、幸せが漂っているな、ということです。(抽象的で、怪しい宗教みたいなワードですが。笑)

ただこれはとても単純なことだと思います。自分の行動は、自分の周りにいる人を変えます。「類は友を呼ぶ」なんて言葉がありますが、その通りで、人間似たような人とつるむのが心地いいと感じることに起因しているのかと思います。これはカルマも近い現象だと思います。

物を盗む人間とは関わりたくないですよね?常に人の悪口ばかり言う人とは話したくないですよね?そういう言う人は、物を盗む人間同士つるむだろうし、悪口で盛り上がれるもの同士つるみます。

人に見返りを求めず施すのも同じで、自分が施していれば、自然と施すことが好きな人が集まると思います。そしてお互い損益関係なく、長所を生かしながら、助け合う関係ができれば、強い共同体が生まれると思います。(ちょっと見返りを求めているように見えますが)

ただ、施すにあたって大事なのが

  • 人の求めるものを無限に与えるのではない。能動的に施す。
  • 施すのは、お金やものだけではない。自分のできること、長所を生かし施す。

この2点だと思います。「いい人は騙されやすい」なんて言いますが、あなたが傷つかないためにも、人の求めるものばかり与えるのはやめましょう。それはその人の意欲を奪い取るので、その人のためにも、あなたのためにもなりません。

このことに関して、僕が以前読んだ、人類が歩んだ道を逆ルートで旅をしたことを記したドキュメンタリー「グレートジャーニー」という本の中の、著者の関野氏の行動がとても印象的でした。

一度 日本 に 帰っ た 私 は 彼ら との 付き合い を 続け たい と 思っ た。 もっと もっと 彼ら の こと を 知り たく なっ た。 その ため には どう し たら いい のか?   世話 になり っぱなし の ただ の 居候 で ある より、 医者 として 入っ て いっ たら どう だろ う か。 文科 系 の 大学 に 八 年間 い た 私 は 医学部 に 入り 直す こと に し た。 そして その後 も 彼ら の 村 に 通い 続け た。

関野吉晴. グレートジャーニー ――地球を這う〈1〉南米アラスカ篇 (ちくま新書) (Kindle の位置No.63-66).  . Kindle 版.

これは、元々現地の人が見返りを求めずに施し続けたため、関野氏が自ら彼らに恩返しがしたいと思った結果だと思います。

このように見返りを求めずに施すことにより、自然と周りの人が、寄ってくる層が変わり、結果として強い共同体が出来上がると思います。

それでは今日も頑張りましょう!

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