こんにちは!澤田(@bonbonbondo)です。
2020年2月、私澤田、夢にまで見た、あのリオのカーニバルを現地で楽しんでまいりました!その時の経験を元に、リオのカーニバルを全力で楽しむための情報を、この記事にまとめさせていただきます。
リオはカーニバル期間に限らず、治安がかなり悪いです。リオ観光を楽しむ鍵は、安全対策をしっかりとすることだと思います。いい思い出をいい思い出で終わらせるためにも、自分の身はしっかりと守りましょう!
リオのカーニバルには2つの顔がある!
リオのカーニバル!
と聞くと、こんな感じのパレードをイメージする方が多いと思います。
実はリオのカーニバルは、このパレードのみならず、街中がお祭り騒ぎになるんです!
なので、「リオのカーニバルを楽しむ!」と言うと、以下2つのタイプに別れます。
サンバドロメというスタジアムで、パレードを観戦!
多分、これが皆さんが真っ先にイメージするリオのカーニバル 。
リオにはSambadrome(サンバドロメ)と呼ばれる、メインのカーニバエルパレードを行う大きなスタジアムがあります。
ここで、通常であれば、4日間。前半2日が下位リーグ、後半2日が上位リーグの、パレード大会が行われ、少し日にちを開けてチャンピオンパレードが行われます。
ここでは、各サンバスクールが、政治的、文化的メッセージの強い歌にあわせて、パフォーマンスを行い、その芸術点を競い合います。
ブロコで、渋谷のハロウィンのようなどんちゃん騒ぎ!
こちらは庶民のカーニバル 。
リオ市内各地に、「ブロコ(上記ツイートではブロケオと表記)」と呼ばれる、よは青空のナイトクラブのような場所が出現します。その数、公式の数で100を超えるんだとか!
カーニバル期間中は、こんな感じで仮装したりお酒を持っている人を街中で見ることになりますが、まぁ間違いなく、皆どこかしらのブロコに向かっているでしょう。笑
お酒を飲んで、音楽を聴いて、躍りまくって・・・僕らの想像するような「ラテンアメリカの祭り」がそこには広がっています。
パレードを楽しむための情報
まずはパレードについて。先述の通り、パレードは4日間のリーグ戦と、1日のチャンピオンパレードがあります。
サンバドロメに入場するには、入場券が必要で、日程によって値段が全く異なります。前半2日の下位リーグは、安い席であれば10USDくらいから。上位リーグになると、安い席で70USDとかに値段が跳ね上がります。
チケットの詳しい購入情報は、こちらに別途まとめましたので、ご利用ください!
帰りは深夜になると思いますが、メトロで最寄りの駅まで行き、駅構内でUberを呼んで宿泊施設に戻ることをおすすめします。パレードは深夜に終わりますが、パレードに参加する前に宿泊施設のオーナーに周辺の治安情報を聞いて、注意事項を確認しておきましょう。
ブロコを楽しむための情報
もう歌って、踊って、呑んで騒ぐしか選択肢がありません!
ただブロコは、楽しいですが、治安が悪いです。笑
ブロコを全力で楽しみむこつはズバリ、セルフセキュリティを強化し、心配事を少しでも減らすことだと思います!後は音楽、踊りとノリさえあれば、万事OK。
その為にも、以下の4つは要注意!
- 不必要なものは持っていかない
- スリ対策をする
- 人からもらう飲み物には気をつける
- あなた自身が一番大切、物はその次。物は盗まれたら、盗ませておけ!
特にスマホは、強盗、スリの格好の的です。以下のようなポシェットに入れるか、ズボンと身体に挟み、むやみやたらに出さないなど、最新の注意を払いましょう。財布等も同じです。できれば、ブロコ近くの宿に宿泊し、荷物は宿に全部預けてから行きたいくらいですね。笑
また、もし強盗等にあったのならば、無闇に追いかけず、盗ませてやりましょう。リオだと、相手が銃などを持っている可能性があります。物は後から買いなおせばOK。まずはあなた自身を守ることに専念すべし!
肝心のブロコの場所ですが、Googleに「bloco rio de janeiro onde」とか検索をかけると、EventとしてGoogleが教えてくれます。またIpanera、Leblonと言った有名なビーチであれば、間違いなくブロコが開かれています。
ホステルのオーナーや、地元の友達に聞いて、どこのブロコが盛り上がっているか聞いてみるといいと思います!
宿泊場所、交通情報は?
カーニバル期間中は、リオの宿泊施設の料金がめちゃくちゃ上がります。これは避けては通れません。笑
ただ、カーニバル期間中は、メトロを始め、公共交通機関が24時間動きます(2020年現在)。またブラジルでは、Uberを始め、配車サービスを利用することができるので、例え宿泊施設がメトロ駅から遠くても、スマホ一本で、安全に帰ることができます。
メインパレードが開かられるサンバドロメについては、メトロ駅すぐ近くにあり、周辺には警察官も多く配備されている為、夜中であってもメトロ駅まで歩いて行くことができます。
ですので、宿泊施設選びに関しては、サンバドロメの近くか否かより、メトロ駅の近く、施設周辺地域の治安で選ぶといいと思います。
ちなみに僕は、このGraja Hostelというところに泊まりましたが、こんな感じでかなりお勧めですよ!
- ホステルのあるGrajau地域は治安がいい
- カーニバル期間でも安い
- 朝食が美味しい
- スタッフが親切
- バスターミナルまで、ローカルバスで一本
- 夜はParaguai駅までメトロで行き、そこからUberで帰れる
リオの治安は?
ぶっちゃけ、めちゃくちゃ悪いです。笑
僕はカーニバル期間中、イパネラビーチという、有名なビーチに友人たちと言った際、たった2時間の間に4回の犯罪を目撃し、僕らも襲われかけました。
また僕の友人も、人混みの中で、スマホを強盗されています。
ビビることはないと思いますが、細心の注意は必要です。自分の身を守る為にも以下のことを徹底しましょう。
- できるだけ大きなグループ、男の人を混ぜて行動する
- 人混みでも、強盗が起きることを覚えておく
- 人がいないところには行かない
- ジップ付きのズボンなど、スリ対策をする
- 盗まれたら、くれてやる
Ps.カーニバル 終了後に、ビーチでカバンを盗まれているカップルがいました。女性の方は泣きじゃくっていて、こちらまで悲しくなりました。後になれば笑い話になるかもしれませんが、素敵な思い出を、素敵なまま終わらせる為にも、十分に注意しましょう!
セキュリティ強化のための便利グッズ
カーニバル、特にブロコではかなり犯罪がかなり多いです。
僕はイパレナビーチに行った際は、人がいる中でも当たり前の様に強盗が起きていましたし、何よりスリがめちゃくちゃ多いんだとか。強盗はどうにもなりませんが、スリはちょっとした事で防ぐ事ができます。そんなスリ対策にもってこいのグッズを紹介。
地元民も御用達。ポシェット
「ポシェットとかダサくね?」とお思いの方も多いと思いますが、ブロコでは多くの人がスリ対策にポシェットを使っています。実際にブロコ会場に行くとわかると思いますが、多くの会場前でポシェットが路上販売されています。
カバンは嵩張って踊るのに邪魔だし、後ろにかけていたら間違いなくやられます。ポシェットを前がけし、スリの心配を消し去って踊り狂いましょう!
セーフティーポーチ
すでに多くのかたが持っていると思いますが、セーフティーポーチはスリ対策にめちゃくちゃ有効です。
クレカやスマホなどは、このセーフティーポーチに入れ、ズボンの下に隠して踊り狂いましょう!
スマホチェーン
スマホはスリ師の大好物です。あんなちっちゃく、みんながポケットに入れてるものが、めちゃくちゃ高額で転売できますからね。一回売っちゃえば、中々足もつきにくいですし。
そんなスマホを守るのがスマホチェーン。これを使い、スマホをズボンのベルトをかけるところなど固定しておけば、スリはさることながら、ひったくり対策にもなります。(ご自身のスマホに取り付けれるチェーンを購入してください)
これをつけていれば100%安全というわけには行きませんが、かなりの抑止力になると思います。
スマホ防水ケース
意外と役に立つのがこれ。
これ、スマホを入れておくだけでなく、お札やクレカもスマホと一緒に入れて、服の下に入れておくと、スリ対策に使えます。
ただリオのイパネラビーチでは、この防水ケースを狙った強盗(おそらく)を道で見かけたので、必ずしも万全とは言えません。あくまでもスリ対策程度に。
実際にカーニバルに参加した感想
リオでは主にパレードを観戦しましたが、大金叩いて観に来てよかったな!と思いました。
パレードは、ただただパレードを感染するだけではなく、会場の音楽に乗せて、みんな各々が好きなように、スタンドで踊っています。ザ・ブラジルって感じがしてよかったですね。
また街中お祭り騒ぎになる感じ、昔からお祭りが大好きだった僕は、リオにいるだけでワクワクしました。みんなが無邪気にはしゃぐ姿を見るだけで、こっちがワクワクします。笑
ブロコに関しては、ぶっちゃけリオのブロコは怖くて、あんまり楽しむことが出来ませんでした。ブロコが出ている、イパネラビーチに友人3人と行きましたが、楽しかったのですが、ちょっと治安が・・・笑
少し本記事の趣旨からはそれますが、場所を変えてサンパウロのブロコに参加した時は、かなりコントロールされており最高にはしゃげて楽しかったです。リオでも場所を選べば、サンパウロの時くらい楽しめるのかな?もうちょっと情報が欲しかったところですね!
僕の中では、日本人にわかりやすくいうのなら、リオのカーニバルは、「超巨大な渋谷のハロウィン」って感じです。
みんな仮装して、道端で友達作って、お酒飲んで、わちゃわちゃして。
1年に1度の街を挙げてのお祭り、秩序がなくなる部分こそありますが、大人がハメを外して楽しむ姿を見ると、何歳になっても人生は楽しむことを忘れてはいけないなぁ、と感じます。
でも、本当に来てよかった。またポルトガル語を勉強し、肉体改造して、お金を貯めてから戻って来たいですね!笑
最後に
いかがでしたでしょうか?
リオのカーニバルと聞くと、あの派手なパレードを想像しがちですが、ブロコ側も本当にクレイジーで楽しいです。ただリオは治安がめちゃくちゃ悪いので、身の安全を確保しながら楽しみましょう!
それではよい旅を!
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