こんにちは!澤田(@bonbonbondo)です 。
今回、コロンビアで相当ボコボコにされた僕ですが、この際にパスポートも盗まれてしまいました。笑(その時のお話はこちら↓)
なので今回、海外(コロンビア)でパスポートの再発行を行ったので、その時のお話と、パスポート再発行の情報についてここに残したいと思います。
★この記事はこんな方へ
- 海外でパスポートを無くした、盗まれた
- 海外でパスポートを無くしたらどう処理すればいい?
大まかな流れと詳細
大まかな流れはこんな感じ
1.パスポートを無くし
- パスポートを無くした!(戸籍抄本がない場合は、ここで送ろう!)
- ポリスレポートの作成(無くしただけの場合は不要)
- 大使館に連絡し、支持を仰ぐ
- 必要な書類をそろえる(必要であれば、大使館に諸々の書類を送る)
- 待つ
- パスポートを受け取る
以上です!正直、思ったよりパスポートの再作成は簡単です。僕もびっくりしました。笑
それと、大使館の方の対応がとても丁寧で、早かったです。これは大使館や係の人によって変わるとは思いますが、日本のサービス業はカスタマー目線です。僕たちは税金を納め、大使館の方の給料はそこから出ています(よね?)。思いっきり頼りましょう!
それでは、以下にそれぞれの動きについて詳細を書かせていただきます。
ポリスレポートの作成
当たり前かもしれませんが、パスポートを無くしたら、まずは交番か警察署に行きましょう!ただ無くした場合でも、一応行っておきましょう。日本でも物を無くしたら、交番に行きますよね?海外でも同じです。
そこでポリスレポートを作ってもらう必要があります。国によってポリスレポート作成のプロセスが変わってくるので、ここですべては紹介できませんが、とりあえず警察に盗まれたことを伝えるのが一番大切です。ちなみにこれがポリスレポートの一部。
僕が盗まれたコロンビアの場合「ホームページでできるからやっといて」と言われました。地元の友達といたので、ちゃちゃーーーっとこちらのホームページでPDFを作成し印刷。https://webrp.policia.gov.co:444/publico/Constancia.aspx
しかし!
後でも紹介しますが、大使館に資料の確認を取ってもらったところ、こちらのホームページは「紛失物届」であり「ポリスレポート」ではないとの事。
さらに、支持されたコロンビアのポリスレポート作成公式ページはバグだらけ。笑
最終的に、Fiscaliaというポリスレポート作成用の部署に行って、ポリスレポートを作ることになりました。
ちなみに僕の経験からだと、フィリピンとフランスでは、ポリスレポートを交番で作ってもらえますよ!(2019年11月現在、すでにシステムが変わっているかもしれないので、交番にて確認してください)
大使館への連絡について
僕は2019年11月3日という、コロンビアの祝日真っただ中にやられました。笑
でも日本の大使館って本当にちゃんと機能してますよね。祝日の夜中でも、音声ガイドの後に、大使館の緊急対応係の方が対応してくれました。
ちなみに大使館の電話番号を知りたいときは、「国名 大使館 電話」とかでググると、グーグル先生がぱっと教えてくれます。やっぱグーグルは優秀ですね!
ここでおそらく、以下2つの選択肢が与えられると思います。
- 帰国用の一時的な旅券の発行
- 通常のパスポートを現地で再発行
今回、僕はまだまだ旅の途中だったので後者を選びました。ちなみに全社であれば、大使館開館日に即日で、資料もFAXベースで作れると聞いています。それぞれの大使館の事情もあると思うので、電話で確認しましょう!
いずれにせよ、自分が必要な方を告げると、その手続きに必要なものを細かく教えてくれます。それをメモし、再作成に向けて準備しましょう。
僕の場合、この緊急ダイヤルで大まかな流れを確認し、平日の大使館が開いている時間に、再び電話をしました。その時に、具体的なパスポート再申請のプロセスと、連絡を電話からメールに切り替えることができました。
ちなみにメールはこんな感じで、とても丁寧に詳しく連絡してくれます。特に必要なもののリストや、その他、特別な情報を送ってくれることもあるので、絶対にメールでのやり取りがおすすめです。僕の場合、作成した資料にぬけが無いかの確認もしてくれました。頼るべし!
準備するもの
さて、大まかな流れを確認した後は、再申請に必要なものを準備します。今回、僕が準備したものはこんな感じです。
- 紛失一般旅券等届出書
- 一般旅券発給申請書
- パスポート用証明写真
- コピー(戸籍抄本、今持っている身分証明書、写真付きの身分証明書、ポリスレポート)
- 同意書(出張サービスだったため?メールで送信されてきた)
僕の場合、遠隔地での大使館出張サービスを利用したため、多少資料の数が多いと思います。国による違いはほぼないと思いますが、大体こんな感じだと思っておきましょう。これも大使館の方にメールをしたら、丁寧に教えてくれました!
まず初めの「紛失一般旅券等届出書」と「一般旅券発給申請書 」はこちらのサイトから入手できます。使い方もサイト内に詳しく書いてあるので、問題ないかと思います。
また僕は所持している身分証明書として、国際運転免許証を使いました。国際運転免許証にはパスポート番号がありませんが、パスポートがない状態での身分証明にかなり使えました。日本にて、格安で即日発行できるので、是非取っておくといいと思います。(東京都はこれ↓)
同意書は特殊なケースのみいるかと思います。僕はメールに添付されていましたし、必要であれば、大使館の方が支持を仰いでくれると思います。
ちなみにパスポート再申請には、戸籍抄本の原本が必要です。手元にない場合は、大使館にFAXがデータの形で送信し、後から直接原本を郵送するという方法もあります。ただ色々とプロセスが面倒なので、戸籍抄本の原本は1枚くらい持っておきましょう!
受取
基本的に、受取は大使館で行います。話によると、早ければ朝手続きをし、夕方に受け取れるケースもあるんだとか。ご自身のスケジュールを確認し、大使館の方に電話で確認してみましょう!
また僕の場合、たまたま滞在していたカリ市で、大使館の出張サービスが行われました。
この出張サービス前に、諸々の資料を大使館に送付し、出張サービス時にパスポートを受け取るということもできたので、大使館に連絡する際には、出張サービスの有無を確認してみるといいと思います。
受取自身はすごく簡単で、諸々の資料に署名をし「はい、新しいパスポートだよ!」という形で受け取るだけです。僕は時間があったので、大使館員の方と、ざっくばらんにお話しをすることもできました。笑
パスポートが変わることの影響
これ気になりますよね。パスポートが変わることで何が変わるのか。
そう、パスポート番号が変わります!僕が受けた影響をご紹介。
- ビザの登録(僕は米国ESTAが失効しました)
- 航空券の予約(国際便を買っている方は要注意)
- 諸々の資料のパスポート番号の変更(イエローカードとか)
ビザはものによっては対応してくれるかもしれませんが、ESTAは再申請が必要です。米国経由の航空券を買っている方は、要注意。
航空券に関しては、航空会社に電話して、パスポート番号が変わったことをあらかじめ伝えておきましょう。当日空港だと対応してもらえないかもしれません。
また僕はまだイエローカードを使っていませんでしたが、識別番号を書く場所があります。こういうところにパスポート番号を使っている場合は、注意が必要です。勝手に修正せず、大使館員の方に相談してみましょう。
それとこれまでのスタンプが全部無くなります。もちろん、盗難にあった国の入国スタンプも無くなります。大使館員の方曰く、ポリスレポートと白紙のパスポートで、出国させてもらえるようです。
国によっては入国スタンプを再び押すこともできるようですが、こちらも大使館員の方に相談しましょう!
作り直したことについての感想
正直、日本のサービス業は神ですね!今回対応してくださった大使館の方型、本当にありがとうございます!
パスポートを無くすことによる、旅行計画へのダメージはありますが、パスポート再申請時代は割とシンプルです。また平日であれば、かなりスピーディーに対応してもらえます。
やはりカギとなるのが、
- ポリスレポートの作成
- 大使館への連絡の速さ
僕のいたコロンビアでは、ポリスレポート作成がかなり面倒でした。24時間、作れるわけではなく、朝6時くらいから並んで、10時にやっと終わるといった感じです。
盗難によるパスポート再申請ですと、ポリスレポートは必須資料の1つになります。これをいかに早く作れるかが、新しいパスポートを素早く手に入れるカギだと思います。
また大使館への連絡は早くしましょう。大使館の方は、本当に丁寧に対応してくれます。ですが、大使館は空いている時間が短いです。笑
なので早く大使館に連絡を取り、支持を仰ぎ、再申請のために素早く動きましょう。
特に戸籍抄本や、身分証明書を持ち歩いていない場合、日本にいる家族や知人の動きも必要になってきます。そして大体の場合、日本と時差があります。(僕の場合、約半日)
こういった協力を早く得るためにも、大使館への素早い連絡と、必要事項の確認は必須ですよ!
ただもう一度言いますが、パスポート再申請はとてもシンプルです。無くしたり、盗まれたりしても、気分をすぐに切り替えて、新しいパスポートを素早く手に入れましょう!
最後に
いかがでしたでしょうか?
パスポート再申請って面倒くさそうに思えますが、意外と簡単で早くできます。出入国スタンプが無くなったり、ビザの再申請が必要だったりしますが、新しいパスポートも旅の思い出くらいに思いましょう!ほら、こんな感じでパスポートの発行官庁に国名が入ります。笑
多少のチャレンジングな状況も旅の一部です。これも存分に楽しみ、思い出の一部にしてしまえば、旅はもっと楽しくなりますよ!
それではよい旅を!
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