【国境越え】キューバからハイチ(サンチエゴ デ クーバ→ポルトープランス)

キューバ

こんにちは!

キューバで徹底的にスペイン語を磨かれた澤田です。

今回、キューバのサンチエゴ デ クーバから、ハイチのポルトープランスに移動したので、その時の情報をここに。

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どうやって行く?

簡単、飛行機で行きます!

これといった注意事項はありませんが、キューバの空港ではフリーWiFiを使うにはnautaカードがいります。

なので、空港でネットを使って時間つぶしをしようとか、
情報収集をしようとか考えない方がいいです。笑

ちなみにキューバの出国税は、2015年頃を最後に廃止されました。
またハイチへの観光目的の入国では、10USDの支払いが必要です。
ただ支払いを行う事務所の近くにATMがあるので、ご心配なく。

実際の移動

前日に、カサのオーナーに空港までのタクシーをお願しました。

まだクラシックカーに乗っていないので、クラシックカーがいい!

という我がままも付け加えて。笑

僕の飛行機は08:30発。
カサから空港までは約30分らしいので、06:00には迎えに来てもらうようにお願いします。
凄く信頼を置いてるタクシードライバーを読んでくれるらしいです。

ただガレージが開く時間の関係で、クラシックカーになるか、
普通のタクシーになるかはまだ分からないとのこと。

当日

約10分前の05:52にはベルが鳴ります。
すごい。流石、カサのオーナーが信用を置いているだけある。

とっとと準備をして外に出ると。

夢にまで見たクラシックカーが!

眠気も覚める興奮。遂に遂に遂にこれに乗る時が!
頼み込んだだけありました。大興奮の僕。もちろん写真を撮ります。

その後06:00には出発。

ガシュ

ん?エン、、、スト?

かと思いましたが、2度目のエンジンで無事にエンジンがかかりました。笑
これ、空港に行けなかったら爆笑ですからね。

道はそんなに悪くありませんが、車が古く大きいので、それなりに揺れます。
安全運転重視なのか、スピードもさほど出しません。他の車が通り過ぎていく。

タクシーの運転手曰く、外見はアメリカンのクラシックカーだが、内部は全て日産製らしいです。
オリジナルの物はもう動かなくなったので、中身を替えて動くようにしてるとか。

乗り心地はすごく良いのですが、シートベルトがない(多分)事だけが少し不安。笑
77年ものだとか。おじいちゃんから代々受け継いでいるそうです。

また、キューバでよく見かける馬車、クラシックカー、新車の値段を聞いてみると。

  • 馬100cuc
  • 古い車20000cuc
  • 新しい車100000cuc

馬やっす。

キューバ人は、クラシックカーより新しいのを欲しがるらしいです。
そりゃそうですよね。メンテナンス大変ですし。笑

ものの12分ほどで空港に到着。

約束の10CUCを払い、タクシーの運転手にお礼をいいます。

空港はめちゃくちゃ小さく、1つ小さなターミナルがあるだけ。
これならチェックインカウンターを迷うことも無いですね。

マイアミ行きのカウンターは3つあるのに、ハイチ行きは1つだけ。笑
やっぱみんな行かないんだなぁ。

出発2時間前の06:30に、チェックインが始まります。

にしてもここの働き方は自由だ。
チェックイン中でも、職員同士が挨拶をするためにちょっと席を外したり、水を汲んでくれと仲間に頼んだり。僕はこの働き方、いいと思ってますが。笑

僕は往復券を購入していなかったので、チェックイン時には出国のチケットを確認させられました。事前にバスチケットを手配しておいてよかった。危ない危ない。

早々にチェックインを終え、ゴリゴリ暇になります。

普通なら空港のWiFiで色々と調べごとをすると思いますが、ここはキューバ。事情が違います。
朝の空気を吸うために、空港周りを少し散歩。

みんなこのETECSAでnautaカードを買って、空港のWiFiを使うのかな?
朝早すぎたため、ETECSAは閉まってます。笑

球場みたいな匂いするなw

用を足しにトイレに行きますが、そこにはあの伝説の光景が!

そうノートが一冊。嫌な雰囲気がしましたが・・・
やはりトイレットペーパーがないw

そして鍵もなければ、扉が便座から遠い。
一度ドアを開けられてしまいました。笑

出国は超余裕。ツーリストカードとパスポートを見せてあっけなく終了。

荷物検査も割と緩かったです。笑
荷物検査の機械は中国製のものらしく、漢字で機械の名前が書いてありました。

荷物検査後は、とても小さなロビーで待ちます。
麻薬探知犬なのか、ワンちゃんがチラホラ。

またお土産屋のおじさんは、音楽爆音&ビールを飲みながら仕事をしていました。幸福度高そう。

ここで謎の現象が。

僕のフライトの搭乗口が「Gate C」でした。というかほとんどの路線の搭乗口がC。
しかしめちゃくちゃ小さい待合所にでは「Gate A」「Gate B」は見つかりますが、
「Gate C」が見つかりません。

「Gate B」の前にいる職員に聞いてみると、ここが「Gate C」だと言う。何なんだこれ?笑
よく分かりませんが、どうやらそういうことらしいです。

その後、予定より少し遅らせながら08:30頃、搭乗を開始します。

おお、人生2度目のプロペラ機。
ハノイ→ルアンパバーン
がプロペラ機だったなぁ。

また、何故か座席番号にBがないです。13階が無いみたいな感じなのかな?
理由は不明です。(Dと発音が似ていて、間違える人が出てくるから?)

ハイチの現状を考えると旅行客なんてほぼいないかと思っていましたが、
思ったより乗客が多かったです。ほとんどがキューバ人の様です。

ハイチはキューバ人がビザなしで行ける数少ない国。
隣に座ったキューバ人は、ハイチで服を買い、それをキューバで売る商売をしているそう。

とあるベネズエラ人も、メキシコで買った服をキューバで売る商売してたけど、
これそんなに儲かるのかな?

その後、ブーンと快音を立てながら離陸。
とても安定した飛行でぐんぐん進みます。

予定通り、09:50にはポルトープランスの空港に到着。
音楽隊が出迎えてくれました。

って言ってもここは入国前、両替所の前だし、ここで演奏をしていてもチップを貰えない気が。笑

その後、特に何も無い入国審査を終え、バックを拾い上げます。

これ知らなかったのですが、ハイチへの観光目的の入国には、10USDの支払いが必要らしいです。勿論、お金を持っていなかったので、近くのATMでそれ相当のHTG(ハイチのお金)をキャッシングして支払い完了。

無事、入国完了です!
空港には、事前に待ち合わせしていたハイチ人の友人が迎えに来てくれました。
彼女の車に乗り、ブーンの市内に向かいましたとさ!

最後に

いかがでしたでしょうか?

キューバからハイチに旅行する方は少ないと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。
またキューバの出国税は、現在は航空券の料金に含まれるようになりました。

それではよい旅を!

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