【メキシコ】メトロバスに乗ろう!

メキシコ

どうも澤田(@bonbonbondo)です。

CDMXと聞いてメキシコシティが思い浮かぶ人は、すでにメヒカーノ(ナ)です!

そんなことはさておき、このCDMX、超絶先進都市で、公共交通機関がかなり発達しています。

以前、こちらで地下鉄について書かせていただきましたが、今回はメトロバスについてご紹介させていただきます。

メトロバスってどんな感じ?

一言でいって、CDMXではメトロに並ぶ市民の足です。

メトロバスの利点をちょろり。

  • 激安(同じ線なら、どこまで乗っても6ペソ)
  • とにかく本数が多い
  • 夜でも駅に警察がおり、治安が比較的安定している
  • 市内中に線が通っているため、乗りこなせればどこでも行ける
  • 地下鉄と同じICカードが使える
  • 専用レーンを走っているので、到着時間はそれなりに安定している

もちろんデメリットもあります。笑

  • 時間帯によっては激込み。(多分だけど、朝と夜の通勤時間)
  • 自動販売機の乗車用ICカードがよく売り切れになる(最悪、無くても行ける)
  • ICカードを持っていないと、その辺の人に借りなきゃいけない
  • 駅数が多いので、名前がこんがらがる(アナウンス小さい)

こんな感じですね。僕はメキシコシティ滞在時に、かなりお世話になりました。
ってか6ペソって安すぎでしょ。本当に助かります!笑

メトロバスの乗り方

メトロの乗るときの流れは、ザっとこんな感じ

  1. 乗車用ICカードを購入(初回のみ)
  2. ICカードに乗車料金をチャージ(必要な時のみ)
  3. 改札でICカードをピッ
  4. バスが来るまで待ち、激込みに負けるように乗る
  5. 死ぬ気でバスから降りる(激込み時のみ死ぬ気)

1.乗車用ICカードを購入(初回のみ)

乗車にはICカードが必要です。購入の際は、ICカードのデポジットとして、0ペソが必要です。もちろん帰ってきません。

先に言っておきますが、このICカードはメトロでも使えます!

メトロバスの停留所に行くと、こんな感じの機械があります。
2つ目のボタンがICカード購入ボタン。ICカード代と、初乗り代込みで16ペソが必要です。

このボタンを押した後に、16ペソを入れれば、スっと機械からICカードが出てきます。スペイン語表記ですが、そんなに難しくないのでご安心を。

先ほど申し上げた通り、ICカード返却で返金、なんてシステムはありません。笑
となると、短期旅行者からしたら鬱陶しいですよね。まぁ仕方がない!

ICカードに関して、結構びっくりしたんですが、現地民でもICカードを持ち歩いておらず、駅内でその辺の人に借りてる人がいました。僕もICカードが売り切れで、駅の警察官と、その辺のおっちゃんに借りたことがあります。もしかしたら、これがスタンダードかも。笑

もし借りるようなことがあれば

Podria prestarme tu tarjeta? Por que no lo tengo.
(ポドリア プレスタールメ トゥ タルヘタ? ポルケ ノ ロ テンゴ)
和:あなたのカードをお借りできますか?持っていなく・・・

とお願いしましょう。もし借りてくれたら、ちゃんと乗車料金を自分でチャージし、全力でお礼を言いましょうね!

2.ICカードに乗車料金をチャージ(必要な時のみ)

お次はチャージ。

先述の通り、ICカードを購入した際は、すでに6ペソがチャージされています。
でもこれ、一回のっちゃったら無くなっちゃいますよね。笑

先ほどと同じ機械の、1つ目のボタンを押しましょう。

そしたら自分のICカードをここに挿入。

チャージしたい分だけ、お金を入れます。

これ、入れた分だけチャージされるっぽいので、あまりたくさんお金を入れないように。笑
もし小さなお金が無ければ、その辺の人に両替を頼むのもいいと思います。

Podrías cambiar mi dinero grande a tu dinero pequeño?
(ポドリーアス カンビアール ミ ディネーロ グタンデ ア ティ ディネーロ ペケーニョ)
和:私の大きなお金を崩してくれませんか?

これで通じるはずです!後は勇気をもって、カタカナ読みで行けばOKです。
スペイン語はカタカナ読みでOKなのが楽です。そしてメキシコ人は優しいです。

ちなみにこのICカード。メトロの券売所でもチャージできます。
券売所の係員にカードを渡し、チャージしたい金額を言ってお金を渡しましょう。
こっちならおつりが出ます。(多分)

3.改札でICカードをピッ

改札の上にタッチできそうな場所があるので、そこにタッチします。直感で分かると思います。

入り口はディズニーランドの入り口みたいに、クルクル縦回転するやつです。
押して入りましょう。

一応、入口改札と出口改札があります。
〇とか×とかが書いてあると思うので、こちらも直感で分かるかと思います。

4.バスが来るまで待ち、激込みに負けるように乗る

バスの本数はめちゃくちゃ多いです。たまに連続できます。

時間にもよりますが、激込みの場合は勝負です。そこは戦場です。

日本人の遠慮の精神なんていりません。そんなことをしていては、いつまでたっても自分の番は来ません。ここはメキシコです。

激込み過ぎて嫌な場合や無理な場合は見逃すべきですが、乗りたければ死ぬ気で乗りましょう。殻を破りましょう。ちなみに東京の地下鉄よりかはマシです。

ちなみに女性専用車両もあります。時間によって女性専用車両になるかならないかがあると思いますが、座席が全部ピンクの車両があります。それが女性車両のようです。

ただ偶に女性にまじっておっさんが乗ってるし、そもそも2両しかないのに、1両が女性専用車両です。まぁそんな感じです。

5.死ぬ気でバスから降りる(激込み時のみ死ぬ気)

降りたいときは、絶対に死ぬ気で降りましょう。

日本の電車の様に、他人をおろしてあげよう、みたいな精神は微塵もないと思った方がいいです。降りたそうにモゾモゾしていても、誰も道を開けてくれません。声をかけるなり、グリグリ押し込むなり、死ぬ気で降りましょう!

ただ激込みなければ、スっと降りれます。ご安心を。笑

最後に

いかがでしたでしょうか?

激込みでなければ、普通にただの便利な公共交通機関です。

ただメキシコでは、日本の様に、載せてあげよう降ろしてあげよう精神がありません。これは文化です。死ぬ気で乗り、死ぬ気で降りましょう。遠慮していては、自分の番は一生来ません。笑

以上、よい旅を!

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