【プエルト・リコ】芸術の街、サン・ファン

プエルト・リコ

どうも澤田(@bonbonbondo)です!

皆さん、プエルト・リコと言ったら何をイメージしますか?
と言っても、正直あまりイメージが無い方が多いかと思います。

  • 野球
  • カリブ海の楽園
  • あったかそう

多分、日本人に対するイメージってこんな感じかと思います。レゲトンっていう、ラテンアメリカの若者の間で流行っている音楽の発祥地でもあるんですよ!

今回お話をさせていただくのは、このプエルト・リコの首都、サン・ファンです。

ここサン・ファン、めちゃめちゃ芸術の街なんです。小さな街なのに、美術館が2つもあったり、街中のストリートアートもすごいです。

それでは簡単にご紹介させていただきます!

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2つの美術館

サン・ファンには2つの美術館があります。
いや、すみません。多分、探せばもっとありそうな気がします。

とりあえず、その二つをご紹介。

プエルトリコ現代美術館

先に言っておくと、こちら大はきな美術館で、もう一つは小さな美術館です。

場所はここ。

入場料は、わずか5ドル。

それでは行ってみましょう!
と言いたいところですが、館内はほぼ撮影禁止。笑

先に美術館で写真を撮れたもののご紹介と、後に美術館を回った僕の感想と意見を述べさせていただきます。

これが入り口

廊下にも作品があり、展示室の前には万人の様なおばちゃんが座っています。

これ友達

仲にはは非常にきれいです。なんかイベントの準備してたな。

触って楽しめる作品もあります。これはギターみたいに、弦をはじくと音が出ました。

数少ない、室内写真撮影OKな部屋。なんか怖い。

それでは感想と意見を。

正直、芸術に関する知識は、中学時代の美術の授業くらい。
たまーに美術館に行きますが、専門的な知識は持っておらず、完全な素人目でみています。笑

でも芸術の楽しみ方は人それぞれ。社会人時代、すごく仲の良かった友人は、デザインの修士を持っていました。彼曰く、

デザインとアートは混同されることが多い。デザインは万人のためにある。万人が同じように見せるのがデザインだ。一方、アートは問いかけである。一人一人が違った解釈をする。そんな問いかけをするのがアートだ。

ふむふむ。なんかすごく難しい言葉ですが、何となく分かりました。ここで僕はアート=芸術と勝手に解釈しています。笑

さて、それを踏まえて、まず感想を。

いや、マジで分からん!

徹底的な理系脳の僕。具体的なもの、解釈が一つに集約されないものはとても苦手。そんな僕だからこそ、こういった美術館に来ることは必要なのかもしれません。

この美術館は、それなりに大きな美術館です。色々な手法で、色々なジャンルの芸術が飾られていました。今回僕が意識したのは、

  • まず作品をみてテーマ、主張を考えてみる
  • タイトルをみて、自分の考えたものとどれだけ乖離があるか考える
  • 再度、作品をみて、作者が訴えたいことを考えてみる

いや、これすごく楽しかったですね。なんせ初めに考えたことは、大体、作品のテーマから外れてますから!笑

ただ、悲しさや喜びといった、ポジティブなものの表現なのか、ネガティブなものなのかは、ちょいちょい当たってました。

みた人全員が違った答えを持っている芸術。本当に面白いです。そしてタイトルを見たから作品を見て見ると、何となく主張したいことが分かった気になります。そして、作品の同じ部分をみてみても、タイトルをみる前と後では、全く違ったように見えます。

逆にですよ。

人って、一つの言葉に思考の大部分を支配されるのだな、と感じました。

それだけ、タイトルが僕の作品をみる目を変えてしまったのです。
恐らくこれは、現実世界でも起こっています。

  • 誰か有名人が言った一言に思考が引っ張られていませんか?
  • 街中の広告のキャッチフレーズによって、世界が変わったように見えませんか?
  • 友達が言った何気ない言葉が、あなたの世界観を変えませんでしたか?

今一度、自分の過去を振り返って、どのような言葉に、自分の世界を見る目を変えられたのか考えてみると面白いと思います。

そしてこの感覚は、人生を豊かにするために使っていきたいです。
ポジティブな言葉を言う。何か嫌なことがあっても、前向きな言葉を付けたし、その出来事をいいようにみて見る。

使い方はいくらでもある気がします。今後も、人生を豊かにするために、言葉の力を使っていきたいと思います。

MADMi Museo de Arte y Diseño de Miramar

お次はここ

これまた5USD。

ここは館内撮影OKでした。ただとても小さな美術館なので、サラッとご紹介を。

公式ホームページはこれの様です。

ザックリこちらの美術館のミッションを。


私たちの使命は単純です。芸術とデザインを通して人々を鼓舞し、社会的幸福の触媒としての創意工夫、革新、そして創造性を奨励することです。


https://www.madmi.org/en/museum/

こんな感じです。建物はミンクのかわいい建物です。中米カリブ海諸国には、こんな感じの家が結構多いです。

如何せん、芸術の知識がないものなので、印象的だった作品とその感想を写真付きでご紹介。

まずはこれ。

スペイン人に先住民が奴隷として扱われている様子です。その下には、疲れて人休憩するスペイン人が。

この作品は衝撃的でしたね。アメリカ大陸の歴史は、非常に黒いです。
スペイン人の植民地化から始まり、北米もヨーロッパ人の植民地となりました。

力あるものが歴史を作る。これは古今東西、この世の姿だと思っています。

ここアメリカ大陸には、元々モンゴロイド系の地を引く、先住民が多く住んでいました。そこにヨーロッパ人がやってきて、彼らを虐殺、奴隷化していきました。

この絵は、そんな歴史の一枚だと思っています。

三角貿易をはじめとする黒人奴隷の話は、日本人にもなじみがあると思います。
その奴隷の貿易先は、ここアメリカ大陸でした。

しかし彼らがやってくるその前から、この土地では奴隷として酷使され、死んでいった人々が沢山います。この歴史の一枚を、皆さんにも知っていただけたらな、と思います。

お次はこれ!

これ面白すぎでしょ。笑

電気で蚊を殺す奴で、バドミントンをしています。

なるほど、くっつきようがないものをくっつける。イノベーションってやつか。

確かスマートフォンのフラッグシップiPhoneも、パソコンと携帯電話という、くっつきようがないものをくっつけたのがバカ受けしましたね。

今後、芸術に限らず、ビジネスシーンでもくっつきようがないものをくっつけていくのは大切だと思います!

お次はこれ!

なんか楽器です。楽しいです。以上です!

最後は、表に飾ってあった真っ赤な車。

正直、よく分かりませんでしたが、すごく目を引かれました。
単色って綺麗ですよね。

ホームページとかもそうですが、あまりにも色がごちゃごちゃしていると、五月蠅く感じてしまいます。

物と一緒で、少なければ少ないほど、いいのかもしれませんね。

ストリートアート

この辺りの地区には、たくさんのストリートアートがありました。


ザっと写真でご紹介!

すごくインスタ映えすると思いませんか?

不幸なことに、僕は一人で散歩しているときにこの地区を発見しました。
セルフィ―すればよかった。

最近では、こういったストリートアートの横に、Instagramのアカウント名が書いてあることがあります。こうやって宣伝して、名を売っているんですね。技術の良い使い方だと思います。

スポーツでもそうですが、こういった技術が、地方で眠っている才能に光を与えるのかな?なんて思っています。

最後に

いかがでしたでしょうか?

素人の僕の話なので、そんなに参考になることは無かったと思います。笑
まぁサン・ファンに来たときは、芸術も楽しんでくださいよ!ってことです。

それではよい旅を!

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