こんにちは!澤田(@bonbonbondo)です。
僕は自然のパワーを感じれるスポットが大好きです。今回は、中米にも数ある活火山でも、火口付近からマグマを見ることができるマサヤ火山の観光情報を紹介したいと思います!
★この記事はこんな方へ
- 中米で自然のパワー感じたい!
- マヤサ火山への行き方を知りたい!
- グラナダからどこに行こうか迷ってる
※2019年8月現在、1C=約3.2円
マヤサ火山とは?
マサヤ火山は、観光客が火口からグツグツと煮えるマグマが見える、ニカラグア切ってのパワースポットです。(僕にとっては)
標高は635mしかなく、実際の観光では登山をすることはほぼありません。
活火山ですが、グアテマラのフエゴ火山の様に、バッコンバッコン噴火しているわけではなく、グツグツと煮えるマグマを見ることができるのが、この火山の特徴です。
スペイン植民地以前、先住民の人たちはこの火口の下に神がいると信じ、巫女や子どもの生贄をささげていました。
スペイン植民地以降は、ここは地獄の山だと考えられたそうです。
ただスペイン植民地以降に起きた1772年の大噴火の際は、先住民の方々は、災害を食い止めるため必死にお祈りしたんだとか。その時も、スペイン植民地以前の、この火口の神にお祈りしたんでしょうか。
とても神秘的な場所です!
行き方
行き方は以下の2通り
- 公共バスを使っていく
- ツアーを申し込む
今回、僕は公共バスを利用していきました。ぶっちゃけると、どっちのそんなに変わらないけど、ツアーじゃない方が自由が効いて、ちょっとだけ安いです。
ただツアーならば、行き帰りのバスを待ったりなんだりせずに済むので楽だと思います。
それでは以下に情報を!
公共バスを使っていく
概要は
- 料金は片道20~25C
- 所領時間は、片道40~60分くらい
- 日曜を除き、マサヤ火山からグラナダへの最終便は20:00ごろ
- マサヤ火山入場料は10USD
- マサヤ火山入口からは、往復100Cの乗り合いタクシー(バン?)を使って登る
行き方は簡単。グラナダの中央公園近くから出ている、マナグア行きのバスに乗り、マサヤ火山の入口で降ります。ます。乗る際に、運転手か助手に「エル ボルカン(和:火山)」と言っておくといいと思います。
逆も然り。この記事でマナグアからグラナダへの行き方を示していますが、その途中でもマサヤ火山の入口を通過します。ここがマサヤ火山の入口。
この看板がマサヤ火山入口の目印です。
この裏にある受付で入場料10USDを払います。その後、個人であれば乗り合いのタクシー(バン?)に乗る様に、係員に言われます。100C。これオフィシャルなのか不明。
帰りも、グラナダに行くのであればこの看板の前。マナグアに行くのであれば、反対車線で待てばOKです。マサヤ火山からグラナダへの最終便は、日曜を除き20:00と聞いています。時間には余裕をもって行動しましょう。ちなみにこれは、グラナダからマナグア行きの時刻表。さん項までに。
※補足
僕は、上の記事のレオンからグラナダに移動する際、ついでにマサヤ火山に行くか迷いました。ただメインバックを持っていて、その重たい荷物をもって動くのが億劫になり諦めました。
ただ実際、マサヤ火山の観光では、車を使って移動し、歩く距離は少ないです。
もし、レオンからグラナダに行く方がいれば、その道中に寄っちゃってもいいかも知れません。
ツアーに申し込む
集めた情報しかありませんが、費用は20UCDで行き帰りのバン+入場料が込みだと聞いています。
マサヤ火山は、体に有害な煙が出ており、ツアーだと15分前後しか火口に滞在できないという噂を聞いています。そんなに長くいる必要がある場所ではありませんが、ツアーだと若干時間が短くなるかもしれない、と意識しておくといいと思います。
実際の観光
16:15にグラナダを出発します。20C
16:55にはマサヤ火山の入口に到着。17:00に開門するそうなので、それまでちょっと待ち、いざ開門。10ドルの入場料を払います。
僕の名前はラテン人には難しすぎるので、便宜上Tokioという名前になります。
ここで係員に、入口から火口まで往復100Cの送迎を使う必要があると言われます。
幸運なことに、後ろに並んでいたイカつい兄ちゃんが「俺の車乗ってけよ!」と言ってくれます。フランス人カップルの旅人らしく、旅人同士助け合わなきゃな!とのこと。ありがたし!
普通なら、火山に先に行くか、手前の博物館に先に行くか決めれるのですが、何かの理由で、この日はまず博物館に行かないと行けないとのこと。
とりあえず入口から3分くらいのところにある、博物館に行きます。
マサヤ火山の博物館へ!
博物館はA〜Dのセクションに分かれていました。
A:歴史について
先住民の方は、ここの火口の下には神がいたと信じており、乙女や子どもを生贄にしていました。本当に中米では、生贄の風習が広く普及していたんだなぁ、と思います。
1529年、フリアール・フランシスコは、ここを地獄の山とし、十字架を建てました。
1772年、マサヤ火山は巨大な噴火を起こし、何日間もその溶岩は近くの湖まで流れていました。そこでニンドリ族は、溶岩による街の破壊を防ぐため、宗教儀式を行ったようです。
やっぱ中米諸国にある宗教の、自然と人類の一体感がたまりません。生贄とか残酷と思う方も知るかもしれませんが、もともと人の魂も自然からの授かりもの。各動植物の中で、人の魂だけ特別ということは無いと思います。神秘的だなぁ。
B:地学について
プレートのことやら、生物のことやらなんやらが展示されています。
C:火山学について
火山、とりわけニカラグアのものについて色々と情報があります。
D:火山の自然について
動物やらなんやらの説明がダダッと。
一番印象的だったのは、この洞窟の模型。何が印象的だったのかというと、この洞窟の上に、めちゃくちゃ沢山のコウモリが居たからです。
多分、本来であればこの洞窟にいるはずのコウモリ達。洞窟にはおらず、洞窟よりさらに上の天井に張り付いていました。もちろん洞窟はもぬけの殻。
ちなみにこれがコウモリの生態についての展示。
E:生物学について
昆虫やら植物やらの展示があります。
その後、少し先にはテラスが。このテラスからは、湖を一望できます。上から見下ろす森と湖から自然の力を感じました。こういうの好きですね。
マサヤ火山の火口へ!
そんなこんなで、17:45には博物館を出発し、火口まで向かいます。車でざっと5分くらい。
着くと早速みんな火口に群がります。誰一人、火山を登りません。
ちなみに、この写真の赤枠の中が、火口をのぞき込むベストスポットです。
僕らが火口についた時は、まだまだ空は明るかったですが、ガッツり動くマグマが見えました。
グツグツ音を立てるマグマ。本当に神秘的です。自然って本当にすごいな。
その後、みんな必死に動画や写真を撮ります。
18:30ごろ、急に火山の煙が上がって来ました。それにつられて皆んな咳き込みます。かなり強烈で独特な匂いでした。あまり長居して、気持ち悪くなっても仕方がないので、18:50には火口を出て入口に向かうことに。
19:00ごろには元の入口に到着。お世話になったフランス人カップルと記念写真を撮り、連絡先を交換。本当にありがとう!
その後、この看板の前でバスを待ちます。マサヤ行きのバスは無限に通るのに、グラナダ行きが通らない。笑
本当にグラナダ行きが来るのか不安になり始めた19:20ごろ、やっとバスが到着。決死の覚悟で止める必要があります。車線が多いので、歩道より半車線飛び出して待つことをオススメします。
その後、20:05ごろにはグラナダの中央公園に到着。
最高にパワーをいただけた旅でした!
最後に
いかがでしたでしょうか?
中米といったら火山。もちろん、ここニカラグアも火山!
おそらく火口でグツグツと煮えるマグマを見えるところなんて、世界でも数少ないと思います。是非、このマサヤ火山に登り、その火口の下にいる神からパワーをもらっては如何でしょうか?
それではよい旅を!
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