どうも澤田(@bonbonbondo)です。
2019/6/24、サン・ファン・チャムラ(以下チェムラ)という、サンクリ近くの村でお祭りがあったので、ちぃちょいと行ってきました。
チャムラに行くのは2回目なのですが、
ここチャムラは僕がメキシコで一番好きな場所の一つです!
サン・ファン・チャムラとは?
場所はここ。
この村の何か特別かというと、文化が超独特である!これに尽きます。
この村の住民は、マヤ系の先住民の方がほとんど。村では、現地語のツォツィルがガンガン聞こえてきます。というかスペイン語があんまり聞こえてきません。
民族衣装もかなり独特です。ここでは写真を嫌がる方が多いので、しっかり写ったものはありませんが、ワンピースのドフラミンゴの様なモフモフのものを使っています。これまたかっこいい。
そして僕が一番好きなのは、その独特な教会。
サン・ファン・チャムラのランドマークともいえる、このイグレシア デ サン ファン チャムラ。この教会の中は撮影禁止なのですが、土着の宗教とカトリックが融合し、なんとも不思議な空気が流れています。
- 床一面に敷かれている草
- いけにえの鶏
- お供え物がファンタ等の炭酸飲料
- イロルと呼ばれる呪術医が祈りを捧げる
これほどまでにドキドキするような、そして神秘的な力を感じる場所は中々ありません!
ただ一つ、彼らは見世物ではないので、見学の際は敬意のある見学をしましょう!
行き方
サンクリからチャムラまでは、コレクティーボを使っていきます。
- 所要時間:片道約40分(交通状況による)
- 料金:片道18ペソ
コレクティーボの発車地はここ。市場の近くです。このバーの正面辺りです。
ここでその辺にいるおっちゃんに「サン・ファン・チャムラ」とカタカナ読みで言えば、乗るべきコレクティーボを教えてもらえます。小さなターミナルなので、ターミナル内で迷うこともないと思います。
チャムラからの帰りも簡単。行きで降りた場所にコレクティーボがいるので、そこでサンクリ行きに乗ればOK。これまたカタカナ読みで「サン・クリストバル・デ・ラス・カサス」と言えば教えてくれます。
どちらも20分おきくらいに出ているようです。
夜には便が無いらしいので注意してください。(具体的な時間は不明)
実際の観光
それではサンクリからチャムラにGO!
僕が行った時はスコールがありました。インフラ整備が甘い道はこんな感じに。大変です。
14:40頃に出発し、なんだかんだ15:40に到着。それではお祭りに参加してきます!
道には、こんな感じで出店が沢山出ています。日本では一般的な射的も出てたな。
この日は、本当に多くの人が民族衣装を着ていました。
グアテマラでもそうですが、女性の民族衣装は珍しくありませんが、男性が民族衣装を着ているのは珍しいです。この感じも、チャムラならではでたまりません。
またあのモフモフの民族衣装を売ってるお店もあったので値段を聞いてみると、男性用ポンチョは1500ペソ。お店の写真をとってもいいか聞いてみると、写真撮影は50ペソ。た、たけぇ!笑
まぁ現ナマが残り少ないので、今回は写真撮影を断念。(民族衣装の購入も)
ここがイグレシア デ サン ファン チャムラ。色が綺麗ですよね。
なんかバンド演奏やってました。みんな楽しそうに踊ってたな。
それでは協会の中に。観光客は、教会向かって左手のチケット売り場で入場券を購入する必要があります。入場料は25ペソ。
いざ中へ!
今回は祭りのためか、教会の中には葉っぱが敷き詰められていませんでした。
またいけにえの鶏もなし。
ただ中では祭りを祝い、杯を交わす人がいます。そして静かに祈りをささげる人も。
そしてマヤ文化圏でよくある煙をたくやつを使っているので、ほんのり煙たい。
この雰囲気、本当にスピリチュアルでたまりません。マジでパワースポット!
今日もまた素敵な光景を観させていただいき、心が浄化されます。
その後は表に。あ、ちなみにこの教会の横には、「OXXO」ならぬ「OSSO」が。
このOSSO、ここだけではなく、チャムラへの行き道でも見ました。OXXOと関係あるのかな?
外ではお祭りを楽しむ人が多いです。
大きなステージも用意されており、夜にはステージで何かがあるようです。
一通り楽しんだのち、16:50ごろには撤退。
そのころには、道に会った出店も閉め始めていました。
ってか帰りに見たこの7ってやつは、日本の7なのかな?まぁいっか。
その後、コレクティーボに再び乗り、人数がそろい次第出発。
17:30にはサンクリに帰ってきましたとさ。
最後に
いかがでしたでしょうか?
これほどまでに独特で、強い文化を持つ場所もそう多くないと思います。
僕は道理を説いた宗教も素晴らしいと思いますが、こういったアミニズムの信仰も素敵だと思います。そして科学でありとあらゆることが証明でき、物に満たされた現代だからこそ、アミニズムの様な考えを再考するのもいいのではないかと思います。
- なにか不思議なパワーを貰える場所
- 現代と宗教の関わり方を考えさせてくれる場所
- そしてグローバル化が進み、単一文化になる世界で、固有の文化を守るということ
- そして文化と近代とどうかかわっていくかを考えさせてくれる場所
それがチャムラだと僕は思います。
素晴らしい一日でした!
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