こんにちは!
ジャマイカに来てから、作業BGMでレゲエを聞き始めた澤田です。
皆さん、ジャマイカと言ったら何を想像するでしょうか?
- ウサイン・ボルト
- ジャマイカジャージ
- ブルーマウンテン
- レゲエ
カリブ海の小さな国ですが、意外と身近なものが多いですよね!
その中でもレゲエはジャマイカを代表するものの一つ。
そしてここジャマイカが産んだ「キング・オブ・レゲエ」と言えば・・・
ボブ・マーリー
彼の最も有名な功績は、
1978年、ジャマイカの首都キングストンで行われた「One Love Peace Concert」というコンサートで、当時武力衝突をしていたPeople’s National Party(PNP)とJamaican Labour Party(JLP)のリーダーに手をつながせ、音楽によってジャマイカに平和をもたらしたことです。
そんな彼の事を知ることができる場所が、ボブ・マーリー博物館。
では行ってみた感想をここに!
どうやって行く?
場所はここ
バス等も通っているようですが、僕は割かし近くに宿泊していたので徒歩で行くことに。
ざっと2019年6月時点の博物館の情報を書くと
- 大人は入場料3000JMD
- 支払いにはVisa、Masterのクレカ利用可能
- 博物館では、1回2時間ほどのツアーに参加する
- ツアーは全て英語
- 館外は写真撮影可能。館内は不可
- 日曜定休。09:30~16:00まで開店
ジャマイカ英語は少し癖がありますが、英語に自身のある方なら理解できると思います!
実際の観光
お昼寝から目が覚めると、もう14時。
ホステルからボブ・マーリー博物館までは、徒歩で45分ほどで着くらしいので急いでいくことに。
この日は暑かったので、行き道でスーパーに寄り、モンスターを購入。
エナジーを注入しながら博物館に向かいます。
15時ちょっと前に到着。これが博物館の入り口。かなり小さいです。
入ってすぐ右手のチケットカウンターで、入場兼ツアーチケットを購入。
どうやら15時からのツアーになったようです。
みんなカフェのスペースでダラダラしています。
15時を少し遅らせながら、ガイドが招集をかけます。それではレッツゴー
まずは自己紹介と銅像の説明から。
何やらハリウッドから送られてきたものとか何とか。勘違いだったらごめんなさい。
僕が日本出身ということを言うと、1979年にボブが日本に来たことを、とてもうれしそうに話してくれました。僕は知らなかったのですが。笑
次に近くにあった壁の写真の説明。
ボブには7人の息子と、5人の娘、合計12人の子どもがいました。彼は36歳でこの世を去るので、かなりのペースでお子さんを作ったようです。ちなみに腹違いの兄弟も多いです。
その後は館内へ。この建物はボブが実際に使っていた建物で、ジャマイカの国宝だとか。
ここからは写真撮影はいったん中止。
館内に入ると、まずは右手の部屋へ。
ここには、これまでのレコードのプラチナ版のものが並んでいます。
日本に来た時のものもありました。
次に、入り口から入って左手の部屋に。
ここはボブのレコーディングの部屋でした。
彼は自身の耳を使うことを好み、コンピューターを利用した作曲を拒んだようです。
なのでこの部屋は、ボブの耳が音をしっかりと捉えることができるように、全て木でできています。
次に入り口から見て奥にある左手の部屋へ。
ここもレコーディングの部屋の一つの様です。
その奥には、ギタリスト用の部屋も。すべて木でできていました
ここでは作曲について説明を受けますが・・・詳しいことがよく分かりませんでした。笑
その後は二階へ。
まずは階段を上って正面にある写真の説明から。
ここには、1966年、髪を伸ばし始める前のボブの写真が。好青年です。
そしてボブの父親の写真も飾られていました。
その後は、周囲の部屋を自由探索。
正面の部屋には、ボブの写真が飾られていました。
ボブのリラックスした顔を拝むことができます。
スーパースターのリラックスした顔ってかわいいですよね。
左手の部屋には、ボブの油絵の肖像画などが飾ってあります。
色合いがレゲエっぽい。カリブ海の国は、こういったカラフルなのが似合いますね!
その後はガイド共に左手の部屋に。
ここには、これまでのボブが載った新聞記事が飾られています。
ボブが色々な国で活躍していたことが分かります。またここにはちょっとしたお土産屋も。
奥の部屋に進みます。
でっかいライオンの絵と、ハンモックがあります。そして窓からはブルーマウンテンを一望。
ここはボブのお気に入りの部屋だったようで、ハンモックに揺られながら歌を歌ったそうです。僕もそんな生活したい。
その後はボブの寝室へ。
ベッドの横には、ボブが聖書をよんでいたスペースがあるのですが、そこにボブの霊魂が残っており、マリファナを吸ってからここに来るとボブが見えるとか。本当かよ。笑
その後はキッチンでボブが愛用した植物の説明を受け(笑)次の部屋へ。
ここにはボブの子どもの写真や、子どもが受賞した際の賞状が飾られています。
ボブの子どもがどのように活躍したのか僕は知りませんが、結構な数の賞状が。
才能を引き継いだのかな?
その後はいったん外に出ます。
何やら偉いおっちゃんのちょっとした楽器演奏のレクチャーを受け、次のスペースへ。
ここはとてもボブの人生にとってとても大切な所。ボブがギャングに撃たれた場所です。
1970年代、ジャマイカにはPNPとJLPという2つの政党が覇権を争い、武力衝突になっていました。どちらの政党もギャングと深い結びつきがあったと言われています。
当時、音楽スターとして圧倒的人気を誇っていたボブの国内での影響力は相当のもの。
彼の影響力を恐れた政党(ギャング?)が彼を暗殺しに来ます。
銃撃を受けたものの、命が助かったボブはロンドンに亡命します。
その際にボブが銃撃に会ったのが、この部屋。
室内には、当時ボブが銃撃を受けたことを報道する新聞のパネルがずらり。
そして銃撃事件のドキュメンタリーを少し見ます。
その後はまた外に戻り、エキシビジョンに移動。
ここではボブやその仲間の写真。そしてボブが使っていた車が展示されています。
部屋を移動し、ボブのドキュメンタリーを観ます。印象的だったのが、
- ボブはビーチをランニングしていた
- 滝浴びをすることもあった
ということです。自然から色々なパワーをもらっていたのでしょうか?
確かに偉大な自然の力を感じると、頭の中のイメージが膨らむ気がします。
こういったインスピレーションも、音楽活動には大切なのでしょうね。
また映像内では、ボブが何かを吸うシーンがかなりあります。笑
たばこなのかな?あれなのかな?
映像を見終わった後は、隣のお土産屋さんに行って、ツアー終了。
所要時間は、約2時間です。
正直ここに来るまで、レゲエのことやボブのことはあまり知りませんでした。
しかし、ガイドがしっかりと丁寧に説明をしてくれたおかげで、かなり理解を深めることができました!
また文章では伝わりませんが、ツアー内ではジョークや、みんなでコールをすることも多く、アクティビティとしてのクオリティも高いです。
もう一回来てみたいと思えるツアーでした!
最後に
いかがでしたでしょうか?
館内の写真撮影が禁止だったので、伝わらない部分も多かったと思いますが、かなり面白いところです。
今回、僕が博物館で印象的だったことは
- ボブが音楽の力でジャマイカに平和をもたらした
- ジャマイカでボブの影響力は圧倒的だった
- ボブはビーチでランニングや、滝浴び等、自然を楽しんでいた
インターネット世代の時代、SNSでのインフルエンサーは、社会で大きな影響力を持っています。
ボブは音楽によって有名になり、その影響力によってジャマイカに平和をもたらしました。
SNSのインフルエンサーの方も、自身の得意分野を生かし、絶大な影響力を発揮しています。その力を社会をよりよくするために使っていただけたら、面白い未来が待っていると感じました。
また、僕も色々なインスピレーションをもらうために、自然の中に身を置いて、自分のことに集中していきたいなと思いました!笑
是非是非、博物館を訪れて、色々なインスピレーションを貰ってください!
コメント
楽しい内容でした。
頭に入ってきやすい文章でスラスラ読めました
ありがとうございます!今後もそういってもらえるような記事を書いていきます!