こんにちは!
フランス語は発音が難しいので、ちょっと勉強する気になれない澤田です。
「ハイチ」と聞いて、パッとどこにあるか出てくる人も少ないと思います。
最近ですと、テニスの大坂なおみ選手の活躍で、ちょっと話題になりましたよね!
ハイチはカリブ海に浮かぶイスパニョーラ島の国。
陸続きではドミニカ共和国に面し、北にはキューバがあります。
ここハイチ。元々、スペイン、フランスの植民地だった歴史があり、その時に連れてこられたアフリカ系の人口が多いです。また独立後もフランスへの借金により、経済が困窮。独立から今まで、経済の立ち直りができていません。
そんなハイチの首都、ポルトープランスに行ってきました!
正直な感想としては、これまで訪れた国の中でも、インフラの状態は最悪な国だなと。
ポルトープランスは首都でありながら、少し中心街を離れると、そこには道路が無いところが多いです。

また夜、友人と郊外を散歩していると、電気がついている家が非常に少なく、街灯も非常に少ないです。蝋燭の光を頼りにしている人も。これ、決してスラム街とかではなく、ただの郊外の様子です。
また僕は、ポルトープランス郊外にある友人宅に泊まっていましたが、電気が止まるのも当たり前。そのために自宅にバッテリーを置いていました。
インターネットに関しても、SIMカードを空港にて購入しましたが、断続的つながらなかったり。
リゾート地は分かりませんが、経済の中心、首都でこの状態なのか。と驚きました。
また、2019年5月現在の大統領、ジョブネル・モイーズへの抗議運動も非常に盛んで、時には大規模な暴動が起きることもあるとか。ハイチ人の友人も、僕のハイチ行きはタイミングを見計らってきた方がいい、と言っていました。
中南米カリブ海、多くの国が政治汚職に苦しんでいます。
また多くの国が、植民地時代の価値観や社会構造を変えることができていないのが現状です。
その中でも、フランスの植民地だったという、ラテンアメリカでは特異な歴史を持ちます。
少しでも早い、政治経済の立て直しを。そのためのインフラ整備が少しでも早く進むことを、心から祈ります。
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