【グアテマラ】グアテマラ料理、タユヨスを作ろう!

グアテマラ

どうも澤田(@bonbonbondo)です。

この度、グアテマラ料理のタユヨスを作る料理教室(といっても語学学校のアクティビティ)に参加してきたので、その様子ををここに残したいと思います!

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そもそもタユヨスとは?

タユヨスとは、トルティーヤを使ったグアテマラ料理の一つです。いたって簡単な料理で、フリホーレス(豆)が練りこんであるトルティーヤだと思ってくれればOKです。

味はトルティーヤほど淡水化物っぽくないですが、似たような感じです。これにサルサピカンテ(辛いソース)や、トマトソースをかけたりして食べます。僕はソーセージをはさんで食べました。

タユヨスはトルティーヤと違って、豆由来のたんぱく質が摂取できます。

伝統的なグアテマラ料理は、トルティーヤ、トルティーヤ、トルティーヤといった感じで、マジでトルティーヤだらけです。まぁ日本人の米と一緒な感じ。

これにちょっと違ったテイストと、炭水化物だけでなくタンパク質が摂取できるのは、タユヨスの良いところですね!

さて、ここでちょろっと材料を紹介します!

材料のご紹介

材料はこちら

  • マサ(トウモロコシからできたトルティーヤの原料)
  • フリホーレス(よはマメ)

以上。以上なんです。笑

これから調理の段階でフリホーレスを水分を抜いてペーストしていきますが、こちらサン・ペドロの街に、公共のペースト場があり、大量にペーストする場合はそこを使うとか。

ちなみに、マサも公共のペースト場でペーストすることができます。このバケツ一杯で2Qくらいらしいです。安い。

それと今回は、このトマトソースをかけました。

こちら、中に玉ねぎ、塩、チリが入っています。とてもタユヨスに合いますね

作り方と実際の調理の様子

それでは作っていきましょう。

ステップは以下の通り

  1. フリホーレスを脱水笹ながらペーストする
  2. マサを水と一緒にこねて、粘り気を出す
  3. マサを掌でたたいて、薄く円形に伸ばす
  4. マサにフリホーレスを入れて丸める
  5. フリホーレスが混ざったマサを、手のひらで薄く円形に伸ばす
  6. 焼く

以上で完成です!

それではそれぞれのステップを写真を通してご紹介します。

1.フリホーレスを脱水笹ながらペーストする

今回はこの機械を使って、フリホーレスを手動で脱水しながらペーストしていきます。

脱水しながらペーストといっても、機械がどちらの役割も担っているため、ゴリゴリとレバーを回せばOK。特に難しいことはありません。

力がいるかというと・・・

そうでもない!笑

ただ普段は、街の公共のペースト機を使うそうです。

2.マサを水と一緒にこねて、粘り気を出す

お次に、トルティーヤの元のマサに水を足しながらこねていきます。

このでっかい岩を使ってこねます。名前は「 ピエドラ デ モレ 」。価格は300Qほどだそうです。これ、いろんなものをゴリゴリと擦るときにも使うんですよ。

これも特別辛いかというと、そういうわけでもなさそう。粘土の要領で、ゴリゴリとこねていきます。

3.マサを掌でたたいて、薄く円形に伸ばす

さて、準備は整ったので、実際にタユヨスを作っていきます。

まずは、少し大きめにマサを掌にとり、ぱちぱちと手のひらでたたきながら、薄く円形に伸ばしていきます。トルティーヤを作るときと同じ要領です。(ってか全く一緒)

これ、結構難しいんですよ!

ちなみに伝統的にグアテマラでは、結婚前に女性はトルティーヤを作る練習をするそうです。そして夫の両親は、新婦の作るトルティーヤの味によって、嫁としてふさわしいか否かを決めるそう。まぁちょっと大げさに言ってると思いますが。笑

4.マサにフリホーレスを入れて丸める

マサを円形に伸ばした後は、そこに先ほどペーストしたフリホーレスを入れ、丸めます。

饅頭みたい。饅頭食いたい。

5.フリホーレスが混ざったマサを、手のひらで薄く円形に伸ばす

そして、先ほどと同じ要領で、マサを薄く円形に伸ばしていきます。

この際、端っこに肘が入ったりするので、その部分を修正しながら、円形に伸ばしていきます。これができなきゃ、僕もグアテマラ人を娶ることができませんね。クワバラクワバラ。

6.焼く

焼きます。

この円形のプレートは、トルティーヤとかを焼くプレートです。

もし僕がグアテマラからお土産を日本に持って帰ってくるとしたら、このプレートを持ち帰り、いつでもグアテマラの味を思い出せるようにしたいですね。

10~20くらい焼けば、カリっと美味しく焼けます。

完成。そして食す

こちらが完成した物!

ちなみに右は、先にグアテマラ人の先生が仕込んでおいたタユヨス。そして左側が、僕たち生徒が作った物。丸さが全然違いますね。笑

今回、僕たちはトマトソースとソーセージと一緒にタユヨスをいただきました。

飲み物として、先生が先に用意しておいてくれた「ピノル」というトウモロコシの粉から作た粉茶みたいなのをいただきます。

それではいただきます!

うん、うまい!

かれこれ日本を出て、中米カリブ海に半年以上いるので、この味も母国の味。
独特な味こそしますが、僕は大好きです。

またピノルはきな粉みたいな味がして、それこそ母国の味がしました。

そんなこんなで、夕食を楽しみましたとさ!

最後に

いかがでしたでしょうか?

グアテマラの食事は、トルティーヤ、トルティーヤ、トルティーヤです。タユヨスもトルティーヤの仲間ですが、ちょっと違った味と、タンパク質を摂取できるのが魅力的ですね。

今後もチャンスがあったら作ってみよっと!

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