こんにちは！
キューバでどこか買い物に行く際は、本を持ち歩いた方がいいと思っている澤田です。
何故かって？
キューバの都市部ではありとあらゆることに列ができています。
列、列、列・・・もうやめてくれ！！！！！！！！！！
そして、これはただの列ではありません。超長蛇の列です。
1時間、2時間は平気で待ちます。
ガッツリの観光地にはそんなに列がない印象ですが、ローカルなスーパーやいいレストランでは、ほぼ長蛇の列が。そしてWiFiカードを購入できるETECSAにも、いつも長蛇の列です。
本当に疲れる！！！！！！！！
何故ここまで列ができるのか？
自分の中で3つの理由があります。
・物資不足により、列に並んででも欲しいものがある
・キューバでは暇な時間が多く、列に並ぶことをいとわない人が多い
・そして政府も人も長蛇の列の改善に対して、本気で取り組んでいない。
昔、教科書で見たソ連などの食料配給所の写真がこんな感じだった気が。
地元民も結構文句言ってますよ。キューバではどこもかしこも、いつもいつも長蛇の列があると。
そしてキューバ人も僕に聞いてきます。日本もこんな感じなのかと。
僕は正直に言います。
そんなことはない！
日本では受付番号や予約制の場所が多く、ここまで待つことは少ない！
人気のレストランなどにはあるが。笑
と。キューバ人も「受付番号制はいいね！取り入れたい」と言っていましたね。笑
とにもかくにも、キューバに列が多い3つの理由について、簡単に僕の意見を述べさせていただきます。
物資不足により、列に並んででも欲しいものがある
根本的な問題はここにあると思います。
2019年4月現在、キューバは仲の良かったベネズエラの崩壊により、急激に経済状況が悪化しています。またベネズエラ関連で、米国からの経済制裁強化もあるため、物資不足は深刻化。
キューバ人の友人も「またエポカエスペシアルが来るかもしれない」
と恐れていました。
なのでキューバ人は、限りある物資を手元の少額のお金で買わなければいけません。
その為にも、安くいいものが手に入る場所には、並んででも買い物をする価値があります。
これが長蛇の列の根本原因だと思います。
キューバでは列に並ぶことをいとわない人が多い
多くのキューバ人が、どこもかしこも列があることに文句を言っていますが、本気で怒っている人が少ないんですよね。笑
だって列に並んでいる時、お喋り楽しんでる人むちゃくちゃ多いですもん。笑
そして僕のキューバ人の友人も言っていたのですが
キューバはとにかく暇な人が多い。そして家に何もない。
だからみんな家の外に出て、喋り相手を探している。
なるほど。列に並ぶことも、もしかしたら喋り相手を見つける手段の一つなのかもしれません。
列への問題意識が低いと感じますね。
そして政府も人も長蛇の列の改善に対して、本気で取り組んでいない
結局これだと思います。
住民もそれなりの文句はあると思います。
政府もこれはまずい、と思っていると思います。
でも誰も本気で改善しようとしているように見えません。
政府の人間は、一般市民のために労働力を投入して、長蛇の列を改善してあげる必要がないのかもしれませんね。
基本的にこの国の政府の人間はとても裕福ですから。長蛇の列による直接的な不快を味わっていないでしょうから。そこに労働力を投資するくらいなら、人々を監視することに投資したいのかもしれません。
また前述の通り、一般市民も本気で改善したいと思っている人が少ないように感じます。
というか政府によってガチガチに固められた社会主義国なので、自分たちで社会システムを改善する、という考えがないのかもしれません。もしくは無理だと諦めていると思います。
最後に
何れにせよ、キューバの列問題は深刻です。僕もETECSAに行くことがよくあったので、本当にうんざりしていました。
皆さん、キューバで何か買い物に行く際は、時間つぶしのために本を持っていくように！笑
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