こんにちは！澤田(@bonbonbondo)です。
この記事では、ガイアナの首都ジョージタウンから、ブラジルのボアビスタ、マナウスへの行き方をまとめています。
※2020年３月現在、 G$10＝約５円、R$１＝約21円。
※2020年３月現在、不正選挙発覚後でガイアナ国内は混乱状態にあり、治安が非常に悪化しています。現地にパートナー等がいない場合、渡航は控えるべきです。
移動概要
ジョージタウンから、ボアビスタ、マナウスへは、長距離バスを乗り継いで移動することができます。また順序的には、ジョージタウン→ボアビスタ→マナウスの順になるので、都合に合わせて予定を立てて下さい。
- ジョージタウン→レテン(ガイアナ国境)
料金：G$14,000
時間：17時間 - ブラジル国境→ボアビスタ
料金：R$26
時間：約1時間半 - ボアビスタ→マナウス
料金：R$120〜150
時間：約10時間
詳細を以下に。
ジョージタウン→レテン(ガイアナ国境)
ジョージタウンから、ガイアナ、ブラジル間の国境の街レテンへは、ミニバンを利用して移動できます。
ジョージタウンのこの辺りに行くと、レテンへのミニバン出している代理店がいくつかあります。僕はM&D transportationという代理店を使いました。場所はこの辺り。
料金はG$14,000ですが、少し高くなりますがUSDやEURでも支払うことができます。クレカは使えませんでした。
ちなみにこの辺りにある両替所が、EURの換金率が非常に良く、EUR払いだとEUR60だったのが、結果的にEUR50がG$14,000になり、EUR10もお得になりました。名前はなんちゃらGoldって名前だったはず。
レテンの到着地点はこの辺り。
代理店によっては、国境までバンを走らせてくれるようですが、僕は歩いて国境まで行きました。
注意点として、ここの国境までにはガイアナ側のイミグレがありません。ブラジル側のイミグレで全てが済むので、それを頭に入れておくように！
ブラジル国境→ボアビスタ
先述の通り、ガイアナの出国、及びブラジルの入国手続きを終えるため、ここのイミグレに寄りましょう。特に必要なものはありません。
出入国の手続きが終わったら、ボアビスタ行きのバスかタクシーを手配します。
- タクシー：R$40〜70、随時出発、現金のみ
- バス：R$26、1時間に一本ほど、クレカ払い可
先程ご紹介したミニバンで移動すると、大体お昼の12：00頃、イミグレを通過することになります。すると、直近のボアビスタ行きのバスは、14：30頃出発します。料金はR$26でクレカも使えます。バスを拾う場所は、このバスターミナル。
ただ、ここのバスはイミグレ横の駐車場にも寄って、国境を渡って来た人たちを拾うようなので、面倒であればイミグレ横で待ちましょう。必ず寄ってくれるかまでは不明ですが。
ボアビスタ→マナウス
ボアビスタからマナウスへは、国境から乗ってきたバスが到着するバスターミナルで購入することができます。場所はここ。
ボアビスタからマナウスへは、多くのバス会社が、毎日のようにバスを出しています。料金はR$120〜150とばらつきがあり、安いバスは売り切れになる可能性があります。ボアビスタに到着したら、まずバスチケットを確保することをオススメします。
ちなみに僕が行った時は、すでに当日のチケットは売り切れていましたが、このNJという会社がマナウス行きをR$120という最安値で販売していました。
ちなみに僕がチケットを購入したのは、このASATURという会社。理由としては、他のバス会社が20:30発のチケットしかなかったけれど、このバス会社は20:00発のバスチケットが残っていたから。料金は一般的なR$150。バスはとても綺麗でWiFiがついており、非常に満足しています。
実際に移動した感想
出発当日、お昼にはバンのチケットを手配をします。G$14,000かEUR60と言われますが、EUR100しかなく、向こうもお釣りがない状態。言われるがまま両替所に行くと、EURのレートがめちゃめちゃいいではありませんか！早速両替をし、チケット手配。
ちなみに出発前にちょろっと市内観光をしましたが、とてもじゃないですが一人で歩ける治安ではありませんでした。
その後、集合時刻の17:00には代理店に行き待機し、予定より少し遅い18:30には出発します。
途中メカニカルトラブルが起きたりなんだり、本当にこれ国境までつくのか？コロナウィルスで多くの国が国境を閉める中、今の状況のガイアナに閉じ込められるのはキツイので、なんとしてでも国境を越えたい・・・笑
ジョージタウンを出てしばらくすると、舗装されていないみちに突入します。バンは信じられない速度で飛ばすので車内でめちゃくちゃ飛び跳ね、バンの壁に頭をぶつけまくり頭痛とタンコブが半端じゃない事になります。マジで死ぬほど痛かった。笑
寝ながら、頭をぶつけ起こされながら、たまに警察によるチェックが入りながら・・・06:00ごろにはガイアナ移動で有名なフェリーに乗ります。
あれだけメカニカルトラブルなどで時間ロスをしておきながら、どうやら時間通りに進んでいるらしく、多くのバンが同じタイミングで警察によるチェックを受けていました。
その後も、本当に何もない大草原をただただぶっ飛ばします。ベネズエラが近いせいか、ベネズエラのグランサバナに似た風景になってきたな。
その後「ちょっと寝る！」と運転手が言い出し、10分ほどの仮眠こそありましたが、なんだかんだ予定通りに国境の街のレテンに朝の11:00に到着。
残りのG$で腹ごしらえだけして、国境まで歩いて行きます。20分くらいかかったな。笑
ガイアナ側にイミグレはなく、ブラジル側のイミグレで、出入国処理を終わらせボアビスタ行きのバスを探します。
イミグレ横のお土産やの親切なお姉さんが「確実にバスに乗りたければ、街にあるバスターミナルにいきな！」というので、まぁ急ぐ理由もなかったので３kmほどだらだらと歩いて行きました。
その後13:30にはバスターミナルに到着し、14:30出発のバスチケットを購入。14:00に乗車を開始し何故か出発。あれ？早くね？笑
と思ったら、国境のイミグレ横の駐車場まで行き、乗客を拾いに行っただけでした。いや、ここに来るんかい！
その後、またバスターミナルに戻り、予定通り14:30に出発。２時間ほど走らせた16:30にはボアビスタのバスターミナルに到着しました。
その後、すぐに20:00発マナウス行きのバスを手配し、バスターミナルで待機します。ぶっちゃけボアビスタは治安が良さそうな感じではないので、十分に気をつ片方がいいと思います。バスターミナル内もあんまり雰囲気よくなかったな。
その後、20:00前にマナウス行きのバスに乗車し、予定通り20:00には出発。昨夜、バンの荒れ狂った運転で寝れなかったので爆睡。気がついた頃にはマナウスに到着していました。
ガイアナのバンコソキツかったですが、そんなに難しい移動ではなかったです。とりあえず、国境が閉まる前にガイアナを抜けれて良かった！笑
最後に
いかがでしたでしょうか？
ぶっちゃけガイアナ内を疾走するバンは、人と荷物がぎゅうぎゅう詰めで、舗装されていない道をかっ飛ばすので、中々キツイ移動になります。笑
2020年３月現在、不正選挙発覚後で国内が荒れているガイアナですが、旅行をする際は十分に気をつけましょう。
それではよい旅を！
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